2005/12/31
【ブルゴーニュ・ブラン ポサンジェ 1995 ルモワスネ】
お気に入りルモワスネの白。銀座松坂屋で購入。
偶然だが、昨年大晦日は同ルノメ1992を飲んでいた。
バニラ、ミルク、メロンの香りに濃厚な味わいがGood。
余韻は比較的短く、あっさりと喉に入る。
実家地元の蒸した牡蠣と一緒に。ミルクvsミルクで相乗効果。
【ブルゴーニュ・ブラン ポサンジェ 1995 ルモワスネ】
お気に入りルモワスネの白。銀座松坂屋で購入。
偶然だが、昨年大晦日は同ルノメ1992を飲んでいた。
バニラ、ミルク、メロンの香りに濃厚な味わいがGood。
余韻は比較的短く、あっさりと喉に入る。
実家地元の蒸した牡蠣と一緒に。ミルクvsミルクで相乗効果。
【シャブリ 1級 ヴァイヨン 1999 ドーヴィサ】
2005年7月にも試飲したドーヴィサ・ヴァイヨン。
黄金色が深まり、レモン、樽の香りは変わらず。
今回はミネラルミネラルしており、やや癖がある。
ボトル差かな?もう少しバランスよければなお○。
【ドメーヌ サン・ミッシェル ブラン・ド・ブラン N/V】
以前、マコレストランで飲んだWA州のスパークリング。
アンドレ・チェリチェフ氏の勤めたシャトーの泡物専門店か?
泡立ちもよく、細かな気泡が間断なく立ち上る。
洋梨、ハチミツのような甘い香りだが、味わいはすっきり。
生牡蠣にも合うし、刺身にももってこいだろうな。
やはり海産物には白ワインでなく、泡物がよいと思う。
【シャンベルタン 1981 ルイ・レミー】
蔵出しのブル古酒。ルイ・レミーは所有畑をルロワに売却したとか。
最初の印象は「薄い」。全体にレンガ色がかった淡いルビー色。
一方、香りは微かなベリー、茶葉、腐葉土、なめし革、セメダイン。
旨味成分の構成要素が詰まった複雑系で、非常によい。
酸も綺麗で上品だが、味わいがややストレート。
でもコストパフォーマンスよく、合格点をあげられるブル赤古酒。
【マコン・ヴィラージュ テート・ド・キュヴェ 1996 ヴェルジェ】
11月にも飲んだマコン。ヴェルジェは秀逸ネゴシアン。
黄金色、ミネラルとレモン・・・だけど香りが弱い。
前回の印象とやや異なるのは、熱劣化か?
詳細不明だが、不満の残る1本。飲んじゃったけど。
【アーガイル ブリュット 1999】
オレゴン州のスパークリング。瓶内二次発酵。CH70%、PN30%。
シュワシュワと泡の勢いが凄い。泡自体も細かい。
ハチミツ、レモン、少しケーキのような甘い香り。
味わいに奥深さはないが、あっさりすっきり飲める泡。
オレゴンでこんないい物を作っているとは。降参。
【メル・ソレイユ シャルドネ 2001】
ケイマスが作るシャルドネ。VT97、98以来のテイスティング。
黄金色。樽香と乳酸(MLF)が最初のインパクト。
トロピカルフルーツ、バターと薫るも、くどさはない。
味は濃厚だが、以前よりもおとなしめ。造りを変えたか?
アフターのナッティーさ、余韻の長さは秀逸。
【マルサネ ロゼ 2001 ジョセフ・ロティ】
クリスマスの時期にはシャンパン・・・ではなくロゼ。
確かに綺麗なロゼ色。香りはバラの花、杏、ジャスミンティー。
渋さもなく、冷やすと一層おいしい。
でも、ロゼは飲み頃が難しい。マリアージュも不明。
【シャトー・カルボニュー ブラン 2001】
SBの試飲で迷うことが多いため、ボルドー白を抜栓。
緑がかった黄色で、白い花、グレープフルーツ、ミネラルの香り。
案外、とろっとした質感があり、余韻も心地よく続く。
新世界SBと比べて上品。セミヨン35%入ってるからか?
【シャトー・ポモンヌ 1990】
ボルドーはサンテミリオンの古酒。良年1990年。
抜栓後は厩臭全開で飲む気分喪失。
失敗かと思うが、暫し待つと果実の香りが前面に。
熟成のブーケ、酸とタンニンはさほどなく滑らか。
複雑味はないが、週末深夜にまったり過ごすにはよい。
→結局、3日かけて飲んだが、3日目が最も良い。
最初の日の臭いは何だったのか?再度確かめたい。
【パッツ&ホール ウールジー・ロード シャルドネ 1999】
自社畑を持たないナパのワイナリー。
樽由来の上品なヴァニラ、ミネラル、洋梨等の香り。
パワー優勢タイプでなく、酸味もあって上品な味わい。
時間が経ってもミネラルが支配的。
→翌日は後味にナッティーさも。
【フィドルヘッド ピノ・ノワール フィドルスティックス 7.28 2001】
NY出張時購入のサンタバーバラのピノ。日本では見かけない。
SBとPNのみを作るワインメーカーはKathy Joseph。
Fiddlestix Vineyardのmile marker7.28のキュベということらしい。
濃いルビー色にチェリー(のお菓子)の香り。
酸が弱く、口当たりにはアルコールの甘さを感じる。
→当日はジュースっぽいが、翌日には腐葉土の香りも。3日目も○。
http://www.fiddleheadcellars.com/
【プラネタ シャルドネ 2000】
イタリアはシチリアのIGTシャルドネ。
黄金色に輝き、脚はねっとり系で濃厚。
樽香が強いが、暫く経つとトロピカルフルーツ系の香り。
口当たり甘く、アフターにはナッツの味わい。
アルコール高く(14.5%)、新世界シャルドネに近いテイスト。
【マコン・ミリィ・ラマルティーヌ 2002 レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン】
コント・ラフォンがマコンに作ったネゴシアン部門。
綺麗な黄色で、柑橘系、ハチミツの香り。
酸、ミネラルもすっきりだが、後口に若干の苦味あり。
唸るような白ではないが、綺麗な造りがラフォンたる所以か。
【シャブリ 1級 ヴァイヨン 2001 ヴォコレ】
NAPA旅行から帰り、きりっとした白渇望。で、シャブリ。
ミネラル含む果実味が・・・しない。
私にもはっきりわかるブショネ。無理飲みも1/3でギブアップ。
もう1本ある方は無事でいてほしい。。。
【トルブレック ステディング 2001】
豪州バロッサヴァレーの評判の造り手。
グルナッシュ、ムールヴェードル、シラーズのGMSブレンド。
濃いガーネットでコショウ、スパイス、赤系果実の香り優勢。
重さはなく、意外にスッキリ、あっさり飲める。
赤は飲まない家人にも好評。曰く「赤い色の白ワイン」。
【サヴィニー・レ・ボーヌ 1級 ラ・バタイエール・オー・ヴェルジュレス 1986 アルベール・モロー】
ヌーボーの祭りも好きだが、今年はあえて19年ワイン。
ドライチェリー、土の香りに少し経つとダシ系の味。
タンニンはこなれるも、少し酸味は残る。味わいはマイルド。
ドミニク・ローランのボージョレ・ヴィラージュとほぼ同じ価格。
あなたならどうする?
【マルサネ サンパニィ 1999 レシュノー】
漫画「神の雫」に登場した(らしい、読んでいません)ワイン。
ヴィンテージは2001年だったらしいが、これは良作年1999。
濃い目のルビー色。完熟ベリーの後ろにチェリーのような香り。
少し熟成感が出てきており、タンニン、酸がこなれて飲み易い。
レシュノー兄弟のいい仕事振りがわかりますな。
【マコン・イジェ ラ・クラ 2001 ドメーヌ・フィッシェ】
何度も飲んでる重量ボトルのマコン。
レモン、ミネラル中心の香り。ねっとり感は変わらず。
このワインを飲むと、夕食のエビフライが進む進む。
ピュリニィとの違いはややミネラル勝ちなところか?
【マコン・ヴィラージュ テート・ド・キュヴェ 1996 ヴェルジェ】
ネゴシアン、ヴェルジェの古めのマコン。セラー専科でひょいと購入。
黄金色、ミネラルとメロン、洋梨のようなよい香り。
やや甘めの味わいだが、後味に少し苦味が残る。
素直においしいと言える銘柄で、1本空いてしまいました。
【ルーウィン プレリュード シャルドネ 2001】
3月にも飲んだ豪州産『ロールスロイス』のセカンド(セコハンではない)。
洋ナシ、メロン、リンゴなど果実味たっぷり変わらず。
昨日のガーギッチに比べると新世界的さは大。豊潤。
珍しく家人が1/3近く消費。必然的に分け前が減って赤抜栓へ。。。
【リュリー 1級 フォッセ(赤) 2002 ドメーヌ・サンジャック】
白で有名なリュリーの赤。樹齢が古い木のピノノワールらしい。
濃い目のルビーに、チェリー、赤ベリー系、フランボワーズの香り。
果実味が旺盛で、思わずサンタ・バーバラ?と言ってしまいそう。
もちろん鄙びた感じはないが、味わいに厚みがある。
いや、これは凄いワインですよ。こんなのあるんだねえ。
【ガーギッチ シャルドネ ナパ・バレー 2002】
ワイン講座で学んだGRGICH。Mike Grgichの持つワイナリー。
1976パリテイスティング時のモンテリーナのワインメーカー。
やや濃い黄色にバニラ、リンゴ、メロンも香り。後味はナッティー。
ボディ感もあるが、寧ろ洗練されているという印象。
味わいの変化はさほどない。直球主体の本格派ですな。
【マム コルドン・ルージュ N/V】
今月初めに修善寺でも飲んだシャンパン。
子供の日舞発表会打ち上げに便乗。
泡が細かく、イースト香りにミネラル。甘いミツの感じも。
定番の牡蠣の燻製がおいしいです。
ここ数日、一日一本飲んでいる。節制節制。
【プイィ・フュイッセ VV 2000 シャトー・フュイッセ】
何度も飲んでるマコンの大御所。手持ちはこれでLAST。
黄金色にヨーグルト、ミネラル、柑橘系の香り。
最初から口当たり滑らかで、余韻にはナッティーなニュアンス。
徐々に平板な味わいに。ロットが悪かったか?
【ムートン・カデ ルージュ 1997】
シャトー・ムートンのサードワイン。ACボルドー。
夕食のカレーに合わせるワインなく、ぐびぐび飲み用にチョイス。
薄めのガーネットに青臭い茎の香り。。。これはつらい。苦手。
時間経過で青っぽさは飛び、果実味到来も途中で断念。
以前はもっとおいしかった。飲む時期を逸してヘタっていたのかねえ?
【カーメル・ロード シャルドネ モントレー 1999】
3年前の米国西海岸カーメル旅行でGETしたワイン。
日本未入荷だったはずだが、今はエ●◆カが引いている。
最初にムッとくる樽香、続いてキーウィ、メロン、レモネード。
香りは意外にすっきりだが、ボディは完璧ネクター。
あまり料理に合わず、ワインのみゴクゴク。
ワイナリーHPを見ると、この銘柄はPP94点。。。
http://www.carmelroad.com/
【ブルゴーニュ ピノ・ブラン 2002 アンリ・グージュ】
アンリ・グージュ・ピノと呼ばれるピノ・ノワールの変種白。
ほかにシャイエ・ジル、モーリス・エカールの白もこれ。
黄色にねっとりの脚。洋梨、柑橘系の香り。
思いの外柔らかみがあり、かつ凝縮感のあるワイン。
【クイーン・オブ・ハート PN 2002】
サンタ・バーバラで見つけたエチケット買いワイン。
調べてみると、Lucas&Lewellen Vineyardsの作。
色は濃いルビーで、チェリーにざくろのような香り。
果実味旺盛で口当たりよいが、複雑なアロマは感じず。
→2日目はまとまりが出ておいしい。$6.99とは思えず。
エチケットはハートのQ。コルクもハート。
【シャブリ 1級モンマン ジャン・マルク・ブロカール】
暑い日はキリっとした白。で、シャブリが諒。
ミネラル、酸を強く感じる銘柄。シャブリらしい。
ストレートな果実味はあるが、味わいに深さがない。
【サントーバン 1級 シャトニエール 2002 マルク・コラン】
秀逸ヴィンテージの優秀作り手マルク・コラン。
黄色い液体にハチミツ、メロン、ミネラル主体の香り。
酸は強いが口当たり柔らかく、おいしくいただける。
牡蠣の燻製と合わせると潮の香り。夏も終わりかあ。
→2日目も果実味とナッティーさが好い。DNAの力だな。
【ボーヌ 1級 グレーヴ 1973 ドメーヌ・デュシェ】
疲れをとるべく枯れたブル赤をチョイス。
薄めのルビーにエッジはレンガ。なめし革、腐葉土、アールグレイ。
昨日のルソーほどの浮遊感はないが、きちんとした良ブル。
→時間とともにやわらかな甘さ。頗る旨い。はまるね。
【デスティーノ シャルドネ 1999】
オーナーは元コーヒー・ショップ・チェーンの創業者。
最初にバニラ、ミルクの香り、後から濃厚な完熟果物。
ただし、味はくどくなく、上品なアフターが快適。
こういうのがあるから米国のシャルドネはおもしろい。
【フリーマーク・アビィ カベルネ・ソーヴィニヨン 2000】
三連休なので赤も開けちゃう。上と同じく加州ワイン。
ロスのスーパーで$20で買ったが、本来はもっと高いはず。
ピーマン風の香りのあと、プラム、チョコレート等の印象。
タンニンも固くなく、甘い味わいでスルスルいける。
【ブルゴーニュ・ブラン ルノメ 1995 ルモワスネ】
気がつくといつも飲んでるルモワスネ。
これも黄金色、メロン、ハチミツ、ヨーグルトの香り。
粘性の強い脚、アフターに薫るナッツも変わらず。
いつ飲んでも期待を裏切らない。特に95年は激賞。
【ジュヴレ・シャンベルタン 2001 ミッシェル・ギーヤール】
コスパのよい造り手のジュヴシャン。
自家用の"No4"もあるが、これは一般用の"No2"キュヴェ。
赤紫のルビーだが、ヴィンテージのせいかやや薄め。
赤ベリー系の香りが強く、土よりも果実の香りが勝つ。
1日目よりも2日目にぐっと凝縮感が出ていい感じ。
【ムルソー リモザン 2000 アラン・コシュ・ビズアール】
アラン・コシュの村名格。最近、人気が出て来た様子。
ハチミツ、メロンのムッとくる香りの向こうにミネラルの清々しさ。
きちんと作られていておいしいと言えるワイン。
もう少し寝かせて味わいの変化をみたかった。。。
【シャブリ 1級 ヴァイヨン 2000 ウィリアム・フェーヴル】
夏のシャブリ・シリーズ。初のお目見えFEVRE。
柑橘系の香りもあるが、ミネラル香が支配的。
酸も強く、シャブリらしいシャブリとの印象。
切れもあるが、余韻も長く、よくできたワインとの印象。
【シャブリ テロワール・ド・シャブリ 2000 ヴェルジェ】
夏はシャブリ!ということで、つい1ヶ月前にも飲んだヴェルジェ。
相変わらずミネラル、酸のキレが際立つシャブリらしいシャブリ。
残暑には持って来いですね。
【ハンナ カベルネ・ソービニヨン 1997】
ソノマはアレキサンダー・バレーのワイナリー。
年月を感じさせない濃いガーネット色。
プラム、スパイス、草木のような香りが優勢。
時間をおくと甘いタンニンが香り、飲みやすく。
複雑さはないが、それなりの質感はある。
【マコン・イジェ ラ・クラ 2001 ドメーヌ・フィッシェ】
今年の1月にも飲んだ重量ボトルのマコン。
経験則によれば、重いボトルのワインは旨い。
ということで、こちらも相変わらず旨い。
ハチミツ、レモン、ミネラル中心。夏向きのシャルドネ。
→翌日はねっとり、まったりと旨みが出ました。
【シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 1996 J.ラサール】
暑い夏はビール!もいいが、ワインのみはキリッと泡物。
キレのよさそうなシャルドネ100%のシャンパンを。
色は黄色、泡はやや荒いものの勢いよく発出。
ハチミツ、メロンの甘い香り。イースト香はほんのり。
口当たりもバランスもよく、飲みやすい。
シャンパンというより、上質のシャルドネですね。
【ジュヴレ・シャンベルタン 1級ペリエール 1999 ドメーヌ・エレツィン】
M. クレイマーのブルゴーニュ本に出ている作り手。
古樹が多く、「注目に値する」そうな。
深い色のガーネットに、木苺、カシス、セメダインの香り。
あっさりした造りで、ジュヴレの土臭さを感じない。
2日目にはタンニンも柔らかく。1999年1級もそろそろ飲める。
【シャブリ 1級ヴァイヨン 1999 ドーヴィサ】
"夏のシャブリ"シリーズ2本目。
少し黄金の黄色に、レモン、ミネラル、樽の香り。
最初は酸の強さが目立つも、徐々にバランスよく推移。
キリっとしたシャブリというより、上品さも感じる味わい。
【ル・コック・ルージュ 2002】
南仏ラングドック・ルーションの単価500円台で購入のVdP。
マルゴー村のプリューレ・リシーヌの当主作。
カベルネ、メルロー、グルナッシュ、シラーのブレンド。
赤紫色にプラム、ベリー等果実の香り。
時間が経つとタンニンがこなれ口当たりよくおいしく。
世評通り、この価格の味わいではない。カレーの具とともに。
【シャブリ テロワール・ド・シャブリ 2000 ヴェルジェ】
ギュファン・エイナンのネゴシアン『VERGET』のシャブリ。
濃い目の黄色にライム、海苔、ヨーグルト(MLF?)の香り。
酸とミネラルの力が強く、キリっとした味わいが特徴。
ちょっと酸っぱいくらいだが、この季節にはちょうどよい。
【ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ 白 1999 ジャイエ・ジル】
アンリ・ジャイエの従兄弟、ロベール・ジャイエ・ジルの白。
シャルドネと"アンリ・グージュ・アルビーノ・ピノ・ノワール"。
後者はアンリ・グージュが発見したピノ・ノワール変種。
モーリス・エカールの白もこれだったような記憶が。
黄色に樽香、レモン、リンゴの香り。
コクのある味わいで、アフターは長くナッツの戻りも。
【ピノ・ノワール ビネール 1996】
珍しいアルザスの熟成赤。ワイン講座でも飲んだ記憶有。
色は薄めでオレンジがかったルビー。
香りはチェリー、赤ベリー系、予想外に新鮮な果実味。
驚くべきは酸の強さ。初春のイチゴを食しているみたい。
抽出は弱いが、芯の強さが感じられる優良ピノ。
【クメウ・リバー シャルドネ 2000】
2005/4/12にも試飲したNZシャルドネ。
まずは樽香、次にトロピカルフルーツ、ハチミツの香り。
バランスのよさは変わらず、すぐに2/3を飲み干す。
コクもありおいしいが、薄味料理だとマッチしないねぇ。
【シャサーニュ・モンラッシェ 赤 ブシャール 1999】
シャサモンの赤。ブシャールはボーヌのネゴシアン。
深みのあるルビー。エッジは透明やや茶色という具合。
赤ベリー系の香りが主体でミディアムなタイプ。
タンニンがこなれていて飲みやすいが、余韻はさほどなし。
これもいわゆるひとつの食事を邪魔しないワイン。
【ムルソー 2000 アラン・コシュ・ビズアール】
コシュ・デュリのいとことして有名な生産者。
1997年VTから若いファビアン・ビズアールが醸造。
最初にハチミツ、トロピカルフルーツの濃厚な香り。
かといってくどくなく、柔らかさや上品さがある点が特筆。
ミネラルも旺盛。3日目でも持続する豊かな体躯が見事。
楽天で買った『かき燻製油漬 竹中缶詰製』。
日曜日の午後5時は必ずこれ。
【ジュヴレ・シャンベルタン 1999 ジャン・ラフェ】
本来は昨晩飲むつもりが一夜明けてしまったワイン。
台所に置いてあったためか、やや噴いてるし、生温い。
しかし、少し冷やすと味わいそのものはまだイケる。
ルビー基調だがエッジにレンガ色。粘性はまあまあ。
赤ベリー系で華やかな香り主体。少し革のニュアンス。
タンニンはさほど感じず、しっかりと果実の味がわかる。
派手さはないが、飲んでおいしいと感じるワインかな?
【リースリング ケフォルコプフ 1997 ビネール】
疲れをとる優しいワインをと思い、アルザスの遅摘みリースリングを。
濃い黄色に白い花、リンゴの香り、ゴムのような匂い。
酸はあるが、それを感じさせないバランスのよさがある。
ねっとりとした甘さの後はすっきりした味わい。
【ルイ・ロデレール ブリュット・プレミア N/V】
父の日を控え、自分で自分をほめてあげるためのシャンパン。
細かい泡が幾重にも連なり、持続性もあり。
イーストとハチミツ、柑橘系の香りが主体。
バランスのよさが際立つ一品。
【アロース・コルトン 1980 クロード・シュヴァリエ】
自分で自分をほめてあげるためのブル古酒。
25年経っても十分な果実味。
熟したジャム、プラム、フルーツのコンポート。
後になって湿った土、茶葉等の枯れた香りも。
酸もきっちりとあり。余韻はさほどないが、よいワイン。
【ムルソー・ロルモー 1999 イヴ・ボワイエ・マルトノ】
2005.3.20にも試飲済みのワイン。
ハチミツ等の印象は変わらずも、今回は樽の香り強し。
抑揚のない味わい変わらずだが、季節的には今の方がよいかな。
【プイィ・フュイッセ VV 2000 アンドレ・フォレ】
あまりよく知らない生産者。某店のブルゴーニュ・セットの中に。
ハチミツ、リンゴの香り、樽香が前面に立ち、ミネラル感強し。
清涼感のある味わいで、これからの季節にちょうどよい感じ。
→翌日の方がねっとり感が出て味わい深い。オリも凄い。
【レミィー カーネロス シャルドネ 2000】
著名ワインメーカー、デヴィッド・レミィーのナパ白。
ねっとり感のある外観に、樽香いっぱい。
トロピカルフルーツの香り。ナッティーなアフター。
単独で味わえる濃さあるが、くどさがない点が秀逸。
【フェルトンロード バレル・ファーメンテッド シャルドネ 2002】
昼に飲んだNZつながりで、NZシャルドネをチョイス。
緑黄色に脚がしっかり。ハチミツ、メロン、バニラの香り。
加州シャルドネのように果実味全開でなく、割とすっきり。
ストレートな味わいはNZピノに通じる面も。
【プイィ・フュイッセ VV 2000 シャトー・フュイッセ】
以前にヴィンテージ違いを飲んだマコンの老舗。
黄金色に粘性強く、バニラ、レモンの香り。
ミネラル感もあり、バランスのよいワイン。
【ランドマーク オーバールック シャルドネ 1999】
カリフォルニアはソノマのワイナリー、ランドマーク。
葡萄はソノマ75%、モントレー20%、サンタバーバラ5%。
金色で脚はねっとり系、トロピカルフルーツ、レモン、バニラ。
余韻はバターナッツだが加州にしては上品な味わい。
→2日目も衰えることなし。おいしい。
【ヴォーヌ・ロマネ 1999 グロ・フレール・エ・セール】
ジャン・グロの次男、ベルナールが継いだグロ兄弟社。
ガーネット色でエッジはまだ濃い。
赤ベリーやバニラ、土、甘草等の香りは複雑系。
タンニンと酸のバランスがよい。これ、いいね。旨い。
【プイィ・フュイッセ VV アンビュラン 2000 ダニエル・バロー】
連休にも飲んだダニエル・バロー。PP94のアンビュランを。
黄金色で粘性強。夕張メロン、ミネラルにロースト香。
(海苔っぽい香りを感じるが、鼻の調子が変なのかも)。
酸が強く、きりりとした味覚。アフターも割合すっきり。
これも昔は2,000円台半ばで買えたと思うと。。。
【ブルゴーニュ・ブラン ルノメ 1992 ルモワスネ】
贔屓のネゴシアンです。7本目の同銘柄同ヴィンテージ。
淡い黄金色にハチミツ、バニラ、ヨーグルト。
果実味はあまり感じませんが、アフターが特徴的。
飲み込んだ暫く後にナッティーな余韻が口中に。
【ブルゴーニュ・ルージュ 1999 ジョルジュ・ルーミエ】
名手ルーミエの一端でも感じられれば・・・のルージュ。
ブルージュ(造語)にしては濃い色に赤いベリー、プラム。
酸味がきついが、暫く置くと滑らかに。
ワインを噛みしめるような感じの味わい(説明不能)。
→二日目はもっと滑らかで旨い。やっぱり造りがよいね。
ワイン生活も連休モード。飲んだくれても大丈夫。
【ジェイソン シャルドネ 2000】
映画『ディスクロージャー』で有名なパルメイヤーのセカンド。
黄金色。強度の粘性。抜栓直後から樽香全開。
トロピカルフルーツの香りに、アフターはバターナッツ。
カリフォルニアっぽい中にも落ち着きが感じられる逸品。
アルコール14.3%。道理でtoo muchになるわけだ。
【ボーヌ 1980 ドメーヌ・デュシェ】
久しぶりのブルゴーニュ古酒。薄いルビー色、エッジは茶。
時間をおくと色も徐々に濃く(でもまだ薄いけどね)。
香りはアップル・ティー、フルーツのコンフィ。
渋みもなくまろやか。複雑味はないがピュアさがよい。
【プイィ・フュイッセ ラ・ロッシュ 2002 ダニエル・バロー】
勢いで今日もダニエル・バローちゃん。今回はVV表示なし。
粘性ねっとりは変わらずだが、色はやや緑がかった黄色。
レモン、リンゴ等果実の香り、さらにはハチミツ。
ミネラルを強く感じるも、意外に酸は緩め。
余韻は今日までの3つの中で一番強烈。まいう~。
【プイィ・フュイッセ レ・クレイ VV 2001 ダニエル・バロー】
先日飲んだ同銘柄のヴィンテージ違い。
夕方から抜栓して香りをみたら・・・ブショネっすね。
飲めないほど醜くないのでガブ飲みします。
なお、背景は♪う~すべ~にい~ろの~♪ハナミズキ。
基本色は白ですが、本家米国産はもっと紅色だったような気が。
【プイィ・フュイッセ レ・クレイ VV 2000 ダニエル・バロー】
もう入手困難になりつつあるマコンの新進気鋭の名手(酒?)。
記録によれば買った時は2,000円台半ば。ラベル紙は貧相。
黄金色で脚はねっとり。ハチミツ、レモン、メロンの香り。
口に含んだ瞬間の旨さが秀逸で、舌の先でしゅうぅぅぅと凝縮。
後口に残るタイプで、後味の好さも結構持続。
連休はダニエル・バロー特集か?
【シャトー・クフラン 1998】
一世を風靡したオーメドックのブルジョア級ひばりワイン。
ガーネット色。エッジに熟成感。ブラックベリー、スパイス。
タンニンもこなれて飲みやすいが、深みには乏しい。
瓶の裏を見るとメルロー85%とか。
【プイィ・フュイッセ VV シャトー・フュイッセ 1999】
はなみずき(Dogwood)が綺麗なので(?)、夕刻から抜栓。
マコンの大御所ジャン・ジャック・ヴァンサンの作るプイィ・フュイッセ。
粘性があり、レモン、バニラの香り。ミネラル。酸味強し。
このワインは時間をおくとバターナッツの余韻だったはず。
→吹きこぼれもあり、やや熱を帯びた感じでストンと落ちてしまいました。
【クロ・ペガス シャルドネ ミツコ・ヴィンヤーズ 2000】
カリフォルニアはカーネロスのワイナリー。
畑名のミツコは日本人の奥様の名前だそうです。
色は密度の高そうなイエローで粘性が強く、脚が長い。
香りはリンゴ、桃、バニラ、ヨーグルト(MLF?)で飲みやすい。
新世界的ではあるが、そこはかとないまとまりを感じる。
【クメウ・リバー シャルドネ 2000】
WS93点のニュージーランドのシャルドネ。
濃い目の黄色にバニラ、トロピカルフルーツの香り。
酸は強くなく、新世界っぽいアタックなれど、バランスはよい。
そこはかとなく上品さを感じる。NZ、行きたいねえ。
【コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ ビラ・オー 2000 シャプティエ】
ローヌの鬼才、シャプティエが南仏で造るワイン。
セパージュはグルナッシュ、シラー、カリニャン。
濃い~色に完熟ベリー系の香り+スパイス。茎のニュアンス。
深さはないが、美味しいワインではあります。
【リースリング ヴァンダンジュ・タルディヴ 1998 ビネール】
昼下がりの部屋から桜を愛でながらアルザスの遅摘みを。
過剰熟のぶどうに貴腐菌が付き、はちみつの香りの甘口。
どぎつさはなく、むしろあっさりと楽しめるワイン。
右は散歩しながら撮った近所の桜。そろそろ今年も終幕か。
【メルヴィル ピノノワール 2002】
「サイドウェイ」にも出て来たカリフォルニアのニューウェーブ。
ガーネットに近い色。粘性の強い脚。熟したベリー、プラムの香り。
酸はしっかり、タンニンは滑らかで非常に飲みやすい。旨い。
【リースリング 2002 ワイングート・スンメラー】
以前、ワイン会でいただいたオーストリアのリースリング。
リンゴや洋梨のような香り、ほのかな甘さと溌剌とした酸味が特徴的。
休日の昼、リビングから公園を眺めながら完飲。飲みすぎだあ。
【ムルソー・ロルモー 1999 イヴ・ボワイエ・マルトノ】
ムルソー3大畑(ペリエール、シャルム、ジュヌヴリエール)を所有。
輝きのある黄色にハチミツ、レモン、トロピカルフルーツの香り。
最初、苦味が残ったが、時間をおくとふくよかなイイ感じに。
やや平板な水っぽさはあるものの、ゆったりと楽しめるワイン。
【シャンパーニュ ブリュット・トラディション N/V ジャック・セロス】
評価の高いレコルタン・マニュピュランのブラン・ド・ブラン。
イースト、ミネラル、熟した果実の香りが爽やかなシャルドネ100%。
泡は細かく立ち上り、重厚というより上品さを感じる。
【シャサーニュ・モンラッシェ 1級モルジョ(赤) 1978 プリュール・ブルネ】
最近贔屓のブルゴーニュ古酒。白で名の通ったアペラシオン。
ブルネはサントネーの古いドメーヌ。
http://www.prieur-santenay.com/
コルクがボロボロで抜栓に失敗し、茶漉しのお世話に。
薄い赤にブラウン系エッジは時間とともに色づいて。
赤いベリー、なめし革の香り。酸もタンニンはフラットに。
旨み分もあって、なかなかおいしいです。
【ピノタージュ 1998 グレンジハースト】
南アフリカのピノタージュ(ピノ・ノワールとサンソーの交配種)中心。
濃い紫色。完熟した果実の香りが先にたち、次になめし革の匂い。
粘性も高いが、割合すっきりした味わいなのはPNの遺伝子か。
酸もタンニンもほどよく溶け込み、まさに飲み頃という印象ですね。
【プレリュード・シャルドネ 2001 ルーウィン】
豪州の『BMWの値段で買えるロールスロイス』。BMWも高いと思うけど。
濃さの際立つ黄色に足はねっとり。アルコール14.5%ですと。納得。
洋ナシ、メロンなど果実味たっぷり。アフターに薫るナッツもよろしい。
上品なニューワールド。兄貴分のアートラベルのこのVTはWS98点。
なお、ローズマウントグラスは破損。今日からDANSKの白ワイングラス。
※フレンズ9シリーズコレクターズセットVOL2。予約分本日到着。
【ブルゴーニュ・ルージュ 1995 クロード・シュヴァリエ】
あまり名を聞かない生産者。楽天某ショップの福袋より。
色調はさほど濃くなく、エッジは少しレンガ色を帯び。
赤い果実の香りに、スワリングするとなめし革の匂いが印象的。
力強さはないが、やさしい表情を感じさせる癒し系ワイン。
【モンタニー1級ブルナン 2000 シャト・デュ・キャリー・ポテ】
ブルゴーニュはコート・シャロネーズ地区の白のみ生産するアペラシオン。
緑がかった黄色の液体を湛え、レモンの奥にハチミツの香り。
切れというよりも柔和な表情が印象的。
新樽100%らしいが樽香はあまり感じず。花粉症のせいか?
→2日目にもミネラル感あり。結構切れあるじゃん!
【ボーヌ 1級グレーヴ 1972 ドメーヌ・デュシェ】
興味があって最近購入したブルゴーニュ古酒。知らない生産者。
抜栓すると古酒ならではの熟成を感じさせる香りが充満。
軽いガーネット。エッジはレンガ色。仄かに枯れ葉のにほひ。
開放的な果実感はないが、くぐもったような控え目な味わい。
30年以上経った大人のワインてな感じかな?はまりそう。
【ブルゴーニュ・ブラン ルノメ 1995 ルモワスネ】
先日92年物を飲んだルモワスネ・ルノメの95年。
金色の躯体から発せられるバニラ、ハチミツ、メロンの香り。
張り詰めた味わい、アフターに広がるナッツの余韻もすばらしいですね。
飲んだ後には酒石酸の結晶。やはりルモワスネの白はうまいっす。
【マコン・ピエールクロ レ・シャヴィーニュ 1999 ギュファン・エイナン】
旨いですね。さすがに。
金色がかった黄色に、ハチミツ、レモン、パイナップル。足もねっとりと濃いです。
味わいはマコンしているのですが、アフターのナッツ、その余韻の長さが傑出です。
以前、"レ・シャヴィーニュ"でないものも飲みましたが、やっぱりコチラが一枚上です。
【シャトー・ソシアンド・マレ 1997】
オー・メドックの雄、ブルジョア級のソシアンド・マレ。
97は不作と言われますが、この銘柄はP氏の評価も高いですね。
濃いルビー色で、エッジはややレンガ色。甘~い果物っぽい香り(カシス?)。
タンニンが強く、舌の奥がピリリ。結構、凝縮感があります。
こりゃあ、なかなかおいしいですな。ボルドー97は飲み頃か?
【カヴァ ブリュット・ロゼ 2002 ロジャー・グラート】
瓶内二次発酵で作られたスペインのカヴァの中でも『有名な』ロジャー・グラート。
休日ランチの横浜サンドのお供にちょうどよいかなと抜栓(スパークリングも抜栓?)。
葡萄品種はモストネール(ガルナッチャ・ティンタという説も)。
やや薄いイチゴ色に香りは甘酸っぱいチェリー。泡立ちは最初旺盛、すぐに消滅。
グラス2本で比較試飲(暇人)。左はリーデル・ヴィノム、右はダイソー100円。
香りを感じるのはダイソーなれど、キリッとした味わいが出るのはリーデル。
ダイソーのグラスは味がボケます。スパークリングのスッキリ感という点でリーデル○。
【ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ 1992 ルモワスネ】
おなじみの銘柄、ルモワスネの白。コルクにはびっしりと黒いカビがこびりついてます。
今回のは幾分アルコールを高めに感じましたが、時間をおくと以前の印象に戻りました。
本日のランチは横浜中華街へ。春節で大賑わい。
【ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ブラン 2000 ジャイエ・ジル】
100%新樽のワイン。セパージュはちょっと変わっていてシャルドネ70%、ピノ・ブラン30%。
最初に樽香が、返しにも樽香がまとわりつくような感じ。甘いフルーツと酸のバランスも好感。
ランチ時に好物の横浜サンドと一緒に少し飲み、夕食の前にも少し飲み。
背景には予約していたフレンズ9シリーズコレクターズセットvol1。昨日到着。
【ル・セ・ド・カンプロン 2000 タルデュー・ローラン】
南仏コルビエールでドミニク・ローランとミッシェル・タルデューが作るワイン。
セパージュはCarignan26%、Syrah50%、Grenache Noir16%、Mouvedre8%。
いかにも南仏といった佇まいで、濃い紫色、ねっとりとした足、甘いプラム系の香り、スパイス少々。
この手は日保ちがして、2日後くらいが旨いのよねぇ~。
→2日後に飲みました。甘さそのままでタンニンがこなれてます。
【プイィ・フュイッセ 1995 ルモワスネ】
ボーヌのネゴシアン、ルモワスネの白ワイン。ボトルの重量がかなりあります。
抜栓するとレモン、バニラの香り。ヨーグルトっぽいニュアンス(これはよくわかりません)。
口に含んで飲み込むと、アフターにナッツのフレーバーが。これは好物の味ですね。
ルモワスネは白しか飲みませんが(いろいろ併せて27本目)、ほとんどはずさないので安心です。
【ムルソー・レ・ナルヴォー 1999 ヴァンサン・ジラルダン】
先日飲んだマルク・コランの同銘柄同ヴィンテージを思い出しながら。
やや濃い目の黄色で、バニラ、パイナップルの香り。もう少しナッティーかと思いましたが、
思いのほかアッサリですね。ちょっと時間をおくべきかと思い、早めにバキュバンで封印。
→このワインは3日に亘って愛飲。日が経つに従い濃厚なムルソーらしさが。よいワインですね。
【プロメッサ ネグロアマーロ 2000】
週前半はのどをやられて声も出ず、暫くワインもお休み。ようやくカレーの具をおともに晩酌を。
以前、「ワイン王国」で評判になったイタリア・プーリアのプロメッサ2000。葡萄はネグロアマーロ種。
甘い。凝縮した果実・バニラの香り。余韻はやや直線的。買値1,000円弱也。
因みに右は愛用するショット・ツヴィーゼルのディーヴァグラス、ボルドータイプ。
【マコン・イジェ ラ・クラ2001 ドメーヌ・フィシェ】
VT2000を2本飲んだフィシェ・フランシスのマコン。どでかボトルが特徴。
バニラの香りがぐっと迫り、かなり酸が強く、ミネラリーなワインです。風邪でのどをやられているので、
呑み込むのがきつかったですな。「ピザ・ハット」の山盛りポテトが本日のお供。
なお、右は白ワインを飲む時のグラス。ローズマウントを買った時のおまけでした。
【ヴィレ・クレッセVV2000 アンドレ・ボノーム】
VT2000は3本目。当時2,000円ぐらいでしたっけね。
やや濃い黄色を湛え、グレープフルーツやレモンの香りが心地よいワイン。
味わいはやや新世界的なねっとり系。
開けて2日目の方が楽しめましたが、以前よりも持続力がなくなったような気がします。
風邪でのどをやられましたが、アルコール消毒は効きますかね?
1月5日
【ブルゴーニュ・ブラン 2000 ルフレーヴ】
基本的にワインは白を飲むことが多いです。
齢とともに食事の嗜好があっさり系に移っているので、白の方が合わせやすいというのも理由ですかね。
ルフレーヴと言えば、昨年11月のボーヌ「栄光の三日間」の際に2004年を試飲しましたが、
樽を焦がしたような香りが前面に出てきたのが印象的でした。
1月8日
【マコン・ピエールクロ 2000 ギュファン・エイナン】
週末はいい白を飲んでいい気分にということでキャップをはずすと噴いた跡・・・。
一口目はフルーティーでOKかな?と思ったものの、その後が続かず。飲み切るしかないため一晩で完了。
まあ、飲めないほどひどくなかったのがせめてもの救い。
1月9日
【サヴィニー・レ・ボーヌ 1級 オー・ジャロン ブラン 2000 モーリス・エカール】
気を取り直して変り種の白を。葡萄品種はいつも飲んでいるシャルドネではなくピノ・ブラン
(アンリ・グージュ・ピノ、ピノ・ノワールの白変種)。
グラスをつたう足はねっとり系で、華やかなナシのような香りとややミスマッチ的な濃さがある不思議なワイン。
以前飲んで美味かったため、翌日にもう一本買ったという経緯あり。おススメ。
【ムルソー・レ・ナルヴォー 1999 マルク・コラン】
1月2日が出勤だったため、元旦はおとなしくラフィットの残りのみ。
であれば2日の痛飲は当然ということで、開けたのがこれ。ナッティーな後味はムルソーそのものでした。
この日は天津甘栗を肴に飲んだため、夕食が入らない状態に。
【カベルネ・メルロー 1997 グレンジハースト】
夕食は入らない状態だし、白ワインはもう・・・ということで開けたのが初めての南アフリカ・ワイン。
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローの混醸です。ボルドー風でなかなか濃い色合い。
美味しいですが味わいはややストレートすぎて複雑さに欠ける印象。
でも、「なかなかいいワインを作るのね」とつぶやきながら、ちびちび舐めるように飲みました。
【ブルゴーニュ・ブラン ルノメ 1992 ルモワスネ】
大晦日。最初に飲んだのはルモワスネ。同銘柄同ヴィンテージで6本目です。
フルーティーという感じはないですが、手軽にやや古酒という味わいを楽しめるCP高いワインですね。
ただし、あまり長く置いておくと味がぼけます。これはPRIDEとK-1をザッピングしながら
見てるうちに空いてしまいました。家族は別部屋で紅白見てました。
【シャトー・ラフィット・ロートシルト 1998】
次はラフィットのデミ(ハーフ)。グラスに鼻を突っ込むと、いつまでも途絶えることのない香りが何とも言えない
別世界を形成します。たぶん、熟成にはほど遠いのでしょうが(若いワインしか飲んでないからよくわかりません)、
余韻の長さはさすがにほかのワインとの違いを見せてくれました。
パーカー言うところの"Lead pencil, smoky, mineral, and black currant・・・"は私にはよくわかりません。
今年の目標。なおきさんのサーバを借りてブログを書いてみること。
ワインの話題が中心になると思いますが、その他気付きも細々と書き連ねていきたいと思います。
なおきさん、よろしく。