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September 29, 2003

●Leoncavallo とマンドラ

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Ruggero Leoncavallo (1857-1919) はヴェリズモオペラの作曲家として「道化師」だけが有名ですが、ここではマンドラやリュートの入った珍しい曲をご紹介。

左側のCDは La Nuit De Mai (交響詩「五月の夜」)のCDです。 Dynamic CDS 423
これは「道化師」以前の曲で、40分以上のテノールとオーケストラによる大曲です。内容は、五月の夜に詩人と妖精が語り合う内容(のようですがようわからん)です。詩人が語る部分はテノールの独唱、妖精の部分はすべてオーケストラのみというこった構成です。CDの表紙にはテノールとオーケストラしか書いてありませんが、ジャケットの中をみればわかるように、マンドラとリュートがはいっているんですねえ。マンドラ、リュートファンの方はぜひCDをご入手ください。ただし、ご想像どおり、ほとんど聴こえません。オーケストラには勝てねえってことです。(ほんの少し聴こえるところもありまっせ)

Boccaccini & Spadaの、Rental, Orchestra, Leoncavallo でスコアも一部見ることができます。貸譜でなければ私も購入しているところですが。。。なお、CDは最近輸入されていますので、渋谷のTowerRecordではまだ紹介で並んでおりました。

中央のCDはいつものBongiovanniによる「道化師」以外のオペラからの序曲や間奏曲です。これもまずまず楽しいです。一緒に入っているのは Franchetti の序曲や交響曲です。Franchetti という作曲家は「ゲルマニア」という歌劇が残っているくらいでしょうか?

あと、Leoncavalloのピアノ曲集のCD(右端)を持っているのですが、これはいくつか楽譜ももっているので、そのうちなんかするでしょう。

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