●ヴェルディ歌劇「椿姫」第一幕への前奏曲
日々是音楽のほうで公開しました。以前にも書いているとおり、有名曲やクラシックのCDで入手が簡単なものはそちらのほうが良いに決まっているのであまり作る気はないのですが、今回はQLSO Gold(Quantum Leap Symphony Orchestra Gold Edition)のテストの意味がありますので、逆に知っている曲のほうが比較しやすいということです。
曲のサンプルやQLSOの説明は日々是実験室にページを別にして書いていますし、WAVデータまで置いていますので、最近のDTM音源に興味のある方そちらを見ていただくとして、ここでは曲を中心に。
「椿姫」は、そりゃもう有名曲なので、序曲集も含めるとCDは捨てるほどでています。私はDVDは2種類持っていて、ストラータス(以前の記事の「DVDではオペラを見よう」で紹介)のものとゲオルギューのものです。ストラータスは以前書いたとおり、ゼフィレッリ監督で映画仕立の有名なものですので、持っていて損はないです。つうか契約の関係で販売2004年1月末までなので、次何時あえるかわかりませんから、DVDプレーヤー無くても買いに走ってください。
ゲオルギューのものは、その清楚なすんばらしさに指揮するショルティも泣いたつう一品ですが、これも舞台として優れています。ゲオルギュー気品ありすぎ。これはより安くて2,800円!(なんか5千円以上で購入したような気がする。。。)キャンペーン対象商品により、2/19~3/31までの期間限定受注販売。とAmazonで書かれています。。。(宣伝費が欲しいよ)
第1幕への前奏曲は、歌劇全体を暗示する悲劇的な旋律(動機)が弦楽で始まりますが、一転第1幕出だしのサロンの舞踏会を思わせる軽やかな曲想に変わります。Vnのスタッカートが気持ちよくて、つい大きめになっちまいました。本当の演奏ではもっと優雅にやってくださいね。出だしの悲劇的な動機は第3幕への前奏曲でも使用されますが、こちらは第3幕でヴィオレッタは死ぬので当然暗いままです。CDでは序曲集で、私はシノーポリやムーティ、アバドのものを持っていたような気がしますが、これはたくさんありますのでお好みでしょう。
ヴェルディは有名曲が山ほどありますし、マンドリン合奏への編曲での演奏もたくさんあります。が、最近でたCDで面白かった、シャイーのヴェルディ・ディスカヴァリーズは推薦しておきたい。歌劇「アイーダ」のシンフォニアとか歌劇「オテロ」序曲とか日頃聴けないものだらけですが、シンフォニア ハ長調が軽くてお気に入り。習作ッぽいですが、マンドリン合奏とかにはむいていそう。速くてかっこいいパッセージもあるしね。楽譜手にはいらんかのう。
というわけで、自作音楽とCD紹介に分類しておきます。