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May 20, 2004

●消費者の立場

最近いくつか消費者の立場から気になること。MovableType の有料化や、輸入 CD その他の話など。

このサイトでも使用している MovableType が 3.0 になって有料になります。まあ筆記者一人など条件をつければ無料なんですが、妹に場を提供していたり管理者と筆記者分けていたりで、結局は有料なのでどうしようか考えています。サーバを入れ替えるときに他の無料の Blog システムに乗り換えるか、料金を払うかなのですが、もう少し考えようと思っています。まあ今のままのバージョンで使用しつづけるのもありなんですけどね。

あまり怒ってはいないんだけど、ちょっと気に入らないのは、3.0 でも個人使用は無料だから、という発表が前にあったわけで、その後「個人使用」の範囲が相当厳格になってしまったのは、発表の仕方に問題あるんでないかい?って感じです。

しかし、他の blog などで書かれているほどの感覚ではないのは、元々無料で使わせていただいていたこと。ドネーションもしなかったし。Operaのように広告が入るわけでもないので、本当に好意で使用させていただいていたと思えば、感謝こそすれ、有料化はまあ仕方ないかなという気もします。まあ一旦無料だったりすると既得権のように考える人もいますしね。それによってユーザが選択すればよいわけで。選択肢は他のソフトに移行するのも含めていくつか提供されていますし。

それに比べて、輸入CDに関するやり口は納得できない。CCCDのときもそうだが結局消費者に負担のみを押し付けるつもりでいるようです。70~80年代、FM放送のエアチェックなどで、LP全体を聴くような習慣から90年代の使い捨てシングル、しかも今は着メロやCMなどサビしか聴かないようなファンを育成しようとしているわけです。これでどうしてCDが売れるようになるのでしょうか?ファンを育てるという意識のない焼畑農業型ではきっとすべてを焼いて終わるんでしょうね。それはあと5年後なのか今なのか。

マンドリンの団体や演奏会も増えているようですが、同じようなことを思います。これは、消費者という立場の話ではないのですが、人の掲示板に広告だけ載せる、後は全くその掲示板に関係もしない、終了後のお礼もない、というのがあまりに多いように感じます。自分たちの演奏会の観客だけが増えればよい、というのはわかるが、載せたのならせめて終了後にお礼の掲示や感想を教えてもらいたいなどの前向きな、あるいは後につながることを考えられないのでしょうか。それはやろうと思えば大変なことはわかりますが、しかし他人のサイトに勝手に書いていくのなら最低限の礼儀というものがあるでしょう。私の場合はかたっぱしから消しています。掲示板の前後を見ればだいたいわかるだろうに、この前も何の連絡もなく書き込んできた「馬鹿」大学がありますが、今後もたぶん消去させていただきます。一瞬は「バカ」団体リストを作成するのも良いかとも考えましたが、ばかばかしいのでやめました。まあ他のサイトと掲示板見てればわかりますし。マンドリン合奏という分野も、各自が自分たちの「演奏会」を行いたいためだけに存在しているのであれば、少なくとも広がることはないのでしょうね。

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