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August 06, 2004

●夢魔の棲まう処

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藤木稟の「夢魔の棲まう処」を読んだ。これは盲目の探偵?朱雀十五シリーズの最新刊であるのです。朱雀十五シリーズは京極夏彦後の新伝奇ミステリ系の中ではよくできているほうだと思っていました。朱雀くんのいやみな感じが好きだったのです。。。が、前作の「上海幻夜」は朱雀くん5歳ということで買う気にならず、「大年神が彷徨う島」が2000年出版で4年経っていると、すでに登場人物の設定をすべて忘れています。今回は昔の設定に依存しているところがあるので、大いに困った。

昭和初期の雰囲気はよくでてるし、朱雀も好きなんだけどな。

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