September 30, 2004
September 23, 2004
●ナポリの色男の曲
「バロック協奏曲」にナポリの若者としてでてきたスカルラッティの曲からひとつ。フィロメーノの打楽器のアドリブも入れたいところですが、そんな才能はないなあ。。。あるいは、ドクトル・キンテーロス(byフリオとシナリオライター)のように気を静めるのに使用しても良し。
September 22, 2004
●バロック協奏曲
アレッホ・カルペンティエールの「バロック協奏曲」を読んだ。最初はやはりカルペンティエール的文体に疲れるけど、ヴェネツィアに移ってからがめちゃくちゃおもしろい。さすが傑作といわれるだけのことはあると思った。が、傑作とかいうよりも、筒井康隆のジャズ大名ののりである。というか、筒井康隆の方がこれを読んで狂騒してまねたんだろうけど。
でも、その狂騒のレベルから新大陸と旧大陸の自我や奴隷と黒人の話、天体の中での地球というレベルまで話が入っちゃうのはすごいね。文学の繰り込み理論みたいです。昔、これを原作とした「バロック」つう映画をみたんだけど、あんまりわかってなかったかなー。もう一回見たいと思た。
September 20, 2004
●スウィングガールズ&ラヴァーズ
昨日は「ラヴァーズ(十面埋伏)」、今日は「スウィングガールズ」を観た。映画三昧。最初は「ラヴァーズ」のほうが・・・と思っていたのだが、「スウィングガールズ」結構面白い。特に音楽にやろうとしたことのある人には心に響くものでした。なんかこんな頃もあったよなあとなかなかほろりろくるっす。
September 19, 2004
●螢
麻耶雄嵩の「螢」を読んだ。なんだかこちらのほうが正当な館モノになっているし、謎のバランス、最後の驚かし具合、一番最後の悪意といい久々に満喫しました。うーん「名探偵木更津悠也」もよかったし、今年はどうなってしまったんだ。これで十年ほど沈んじゃうのはやーよ。
「暗黒館」ではけっこうぼろくそだったのですが、わたしは麻耶雄嵩には甘い。甘いんだけど、それを割り引いてもすごくうまくまとまっているんじゃないでしょうか?いつもは E 難度を狙うけど、今回は D 難度を 2 連発で着地の形にこだわってみました、というところでしょうか?いつもの積み上げた世界観の崩壊はないにしても、これこそ悪意という世界はなかなかよかったす。またトリックがわかった後で読み直すとそれぞれの愛の形がすべて歪なものに変化してしまうのが美しい。「館」もの引き取ってください。
あ、でも「こめかみ使用禁止」には追加。この隠し通路は許す。
以下ネタばれ含みます。
September 18, 2004
●日々是音楽の掲示板新築
削除されたので、自宅サーバで作り直しました。まあ夏暑かったり、読書のほうに傾いていたりで新曲公開は進んでいませんが、ダウンロードのほうは増えています。そろそろ何か入れようかのう?
その他、エイベックスがCCCD一筋は止めるようなので、それはまあ良いことかと。応援のため Do As Infinity の新譜は買いましょうかね。
September 17, 2004
●暗黒館の殺人(下)
というわけで、読了。後半以降は1ページ4~5行しか読まず、それでも自分的には読了だ。つうか、本当に「本格」と「幻想小説」に対する感覚が全く違うなあと感動的であった。私にとっては綾辻の喜んでいるトリックはどーでもよくて(だいたいわかっちゃうけど)、蒼白の霧とかなんとかいいながら、全部もろだししちゃうと幻想小説になんないのに。。。まあこれで本当に「館」シリーズともお別れできてうれしい。
なおきの八戒
頼むから偶然はせいぜい1個にしてくれ・・・綾辻行人、山田正紀
頼むから密室はもう使わないでくれ・・・森博嗣、有栖川有栖
頼むから隠し通路はもう使わないでくれ・・・綾辻行人
頼むから一人称はもう使わないでくれ・・・綾辻行人
視点使用禁止・・・綾辻行人
悪意使用禁止・・・綾辻行人
記憶喪失禁止・・・綾辻行人
こめかみ使用禁止・・・綾辻行人
以下そのうち続く(と十戒までいくかもしれない)
以下ネタバレ含みます。
September 16, 2004
●日々是音楽の掲示板
えー、フリーの掲示板を使わせてもらっていたのですが、1ヶ月書き込みがなかったので、削除されてしまいました。どひゃー。
ちと今忙しくて対応できませんが、祝日の多い来週中にでも自宅サーバーかで復活させようと思います。とほほ。
September 15, 2004
●「暗黒館の殺人」(上)
うーむ、カルペンティエールの「バロック協奏曲」でリハビリしてから、バルガス=リョサの「フリアとシナリオライター」へいくつもりだったのだが、綾辻行人の「暗黒館の殺人」(上)(下)がでていたので、そちらにころぶ。ついでに麻耶雄嵩も単行本出してるし。1年に一冊以下だと思っていたので甘く見ました。ほほほ。
いや、綾辻行人の作品に関しては、もう全く信用していないのですけど、黒猫館放り投げたんですけど、まあ館シリーズだけは最初から読んでいるからここまでは読むか。。。これできっと「暗黒館の殺人」も放り投げて、2chふうに綾辻逝人と改名してくれ、って世界の中心で叫ぶんだろうなあ。。。で、まずは上巻。
だいたい長いしだるいし館のイメージなんかわかんし、みんな記憶喪失してるし、勘弁してくれよ状態です。本格というものは雰囲気だって、違うんですよね。描写や文章の使い方ももうとても勘弁してもらいたい。まったく半分から四分の一でよいと思いますです。他のサイトの感想見て、これですばらしいと思える人は幸せだなあとつくづく羨ましいと思ったものである。もう少し良質のゴシックミステリを読んで欲しいね。もろだしで怖がれーって言われてもねえ。もろだしならクライブ・パーカーまでいかないと。。。
さて、私も大人であるから綾辻の描写なんぞに期待はしていないが、下巻で本当に驚くことができるのであろうか?それだけが一縷の期待だよ。。。
September 13, 2004
●iAudio M3
実家でiPodを使いたいというのを自分での言い訳として、iAudio M3を購入した。40GBのモデルで5万円ほど。
September 12, 2004
●例会
金曜日の夜から麻雀、翌日は昼にワインとフランス料理です。友人がワインに凝っていましてそのおこぼれということです。わたしはワインとか全くわからないのですが、確かに濃厚な料理との組み合わせ方で感じが異なるみたい。でも金かけて、実際に食べて飲まないとわかんないですね。土曜の昼から3時間かけて飲み食いしました。
September 09, 2004
●京ぽんの本
September 05, 2004
●久々にCDなんぞ
いやあ土曜日の豪雨はすごかったですね。帰りに当たってしまいました。久々に池袋までCDの買出しなんぞ。急に頭の中にドヴォルザークの交響曲第8番がなり始めたので、前に持っていたものは多分実家に送っているから買いなおすことに決定しました。前もっていたのはカラヤン&ウィーンフィルだったような気がするので、ちと毛色の違ったものを。