●宇宙の果てのレストラン
続けてダグラス・アダムスの「宇宙の果てのレストラン」を読む。うーん、いい感じ。つうかこちらのほうが好きかもしれない。2巻目になると、登場人物の個性が明確になって、それに輪をかけて活躍してよろしい。特にマーヴィン様のファンである私は、その登場にあきれるやらうれしいやらでしたよ。
レストランの「宇宙の果て」は The End of Universe で、これは、まあ果てなんだけど、いろいろですなあ。うーん、いろいろ書きたいけど、でもさすがにまずいのもあるなあ。最後のフォードとアーサーの落ちはある程度読めたんだけど、それでも楽しい、楽しすぎるということで★4.5 です。もう今週には「宇宙クリケット大戦争」が出るようだけど、どうやって集まる?
編の「宇宙の果てのレストラン」は、ストレートに「根源・本質の問題とは?」と「宇宙をあやつっているのは?」とハードSFの深遠をいきながら、すべてをおばかで徹底してしまうのがすごい。これならついていけるんですが。。。各人の個性も活かされていると思うけど、ただひとりトリリオンはちょっと個性的な活躍はない感じでしたね。今回もよりパワーアップしてマーヴィンくんががんばっています。いや弥勒かと思ったよ、まったく。最強のいじられキャラは健在です。
山場というか中央の山である「レストラン」はさすがにすごいすね。いやこういうのを映像化して映画にしてほしいです。思い切りシュールで皮肉っぽくね。ディズニーがはいっているんじゃちょっとだめっぽいなあ。その後はちと話が分かれちゃうんで、ちょっと下がるかも。でもええ氷壁のは笑いましたよ。また、今回は表紙のゴムのアヒルちゃんだな、やっぱり。
さて、やっとほかの本へ、と思ったら今週中には続巻がでるようで、うーん、困ったねえ。でもこれは読んじゃうなあ。