●Snow Borne Sorrow
デヴィッド・シルビアンが実弟スティーヴ・ジャンセン、バーント・フリードマンとグループを組んでいたので買ってみた。nine horses というグループ名はあんまり意味がないみたいなんだけど、「Snow Borne Sorrow」はやはり美しい。というか、いい加減に聴いている僕にはいつものデヴィッド・シルビアンのようにも聴こえる。バーント・フリードマンのせいかエレクトロニカ的な音も入っていていっそうアンビエント。
ただいい加減に聴いているので、けっこう似た感じに聴こえてしまうんだけど、ファンには怒られそうだなあ。しかし大味なバンドの合間にはまるで万華鏡のようなしのびやかできらびやかな音の世界に沈むのも良いかもしれない。ぶくぶく。いや、沈むというよりは浮遊感かな?ただ軽さではなく、周囲の異様な重さなの中での浮遊感とでも言いましょうか。
プログレじゃないけどテクノでもないので、一応両方に入れてみよう。