●QED 諏訪の神霊
えー、あいかわらずぐだぐだと読んでいます。QEDシリーズ、今回は諏訪ですよ諏訪、行ってみたいなあ。もちろん現実事件部分はぐだぐだなのでほっといて、やはり諏訪大社と御柱祭がメイン。
確かに建御名方神(たけみなかたのかみ)や諏訪大社には謎が多いと思いますです。 ただ、今回の解釈だけではちょっと納得できないなあ。。。
以下中身にも触れますが。。。
だいたい柱が4柱であることの解釈が弱いと思います。曳きまわして痛めつけているのは賛成なんですが、私的には出雲四神ではないかと思うのであった。すなわち出雲國造神賀詞(いずもこくそうかむよごと)にある倭大物主櫛嚴玉命(やまとのおほものぬしくしみかたまのみこと=オオクニヌシといわれております)、阿遅須伎高孫根命(あぢすきたかひこねのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、賀夜奈流美命(かやなるみのみこと)ではないかと思うのである。つまり父親や兄弟でありヤマトにひざついた神々を見せしめとして引きずり回し囲うこと、それによって建御名方神が諏訪を出ないように、と諏訪を出ればの柱のようになるぞ、という祭ではないだろうか?
この時期が桓武天皇の頃というのも意味深で、鴨すなわち賀茂氏(山城のほうね)が平安京を後ろから支えるに当たって、二心ないことを示す意味ではないかと思っている。つまり賀茂氏は鴨で葛城の鴨は地祇だが山城の賀茂は天神で、これは出雲出身だが分家して(あるいは天皇家補佐に回ったので)別れたのではないかと思うのである。特に平安京に移るに当たっては怨霊対策や旧寺院勢力を考えると秦氏と賀茂氏は疑われては持たない状態であったはずである。
とまあ妄想するもまた楽し。