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January 26, 2008

●はじまりはじまる

CD-Maru6-01.jpgちと住まい関係の処理もあって今週も東京に戻っています。なんか疲れる1月であった。。。つうか1月終わっていないけど。心が疲れると耳も疲れるので、なんだか「耳」jに優しいウタが聴きたくなって、昔懐かしいものなど買いなおしています。いや、現実逃避か。

そんなウタの中で最近のCDですが、とてもよかったものをひとつ。「まるで六文銭のように」(通称まる六)の「はじまりはじまる」はもう心に響きまくりですよ。小室等さん、及川恒平さん、四角佳子さんによるウタとほとんどがギター2本の世界で、線がぴったりあっているわけでもないんですが、でもそれがまるで呼吸をするようにやわらかい。「雨が空から降れば」、「面影橋から」など六文銭時代の名曲から、タイトル曲「はじまりはじまる」、「あめのことば」「樽をころがせ」などの新曲を含む全18曲。

六文銭の「雨が空から降れば」、「面影橋から」ももちろん良いのだけど、けっこう新曲の「あめのことば」、「樽をころがせ」が好きだったりする。「サーカス」もよいし、「ただあたたかくカラッポに」も良いとくればもう良い曲ばかりなのである。なんつうかカラオケなんかいかない私でもちょっと口ずさんでみたくなるような。ギター2本がまたすんごく良い。

小室等さんのCDも「いま生きているということ」しか持っていないんだけど、もっと欲しいな。谷川俊太郎さんの詩も好きだし。私はあんまり六文銭知らないんだけど(きっともう少し後の世代なのだ)、この際買おうかなと思ってみたり。

けっこうアコースティックというか、そんな曲が好きだったり。きっとそんなに売れていない私一人の愛でている曲には以下のような曲がある。

  • PSY・S  「どうして?」 ただしCD「HOMEMADE」の中の弦楽合奏盤に限る。元曲はポップな編曲だけど、この曲は弦楽合奏版のほうが泣ける。「HOMEMADE」は実はどの曲もとても好きだ。ウタと曲自体のよさがよくわかる気がする。
  • 矢野顕子 「夏の朝」は「SUPER FOLK SONG」で元々小室等さんの「いま生きているということ」のなかの曲だが、その時のピアノが矢野顕子さんだそうで。ぽつりぽつりと言葉が美しい。「SUPER FOLK SONG」では「中央線」なども「ぴやのあきこ。」に入っていたりなのだが、私は「夏の朝」でいきます。
  • 真依子 「雪あかり雪わたり」はCD「美しき時」の中の最後の曲ですが、他の「ふたりしずか」「月桃」「ぽろぽろほたる」でも良い。ギターの替わりに箏という感じなのですが、わたしゃやはり撥弦楽器がすきなのかね。

他にはアコースティックとは言い難いけど、EPOさんの「百年の孤独」(CDは「Wica」かな?)、遊佐未森さんの「暮れてゆく空は」(つうか「ハルモニオデオン」全部!)という感じで。

 

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