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March 07, 2008

●最後の一撃

まじめな小説が進まず、ちょっと横道にそれてクイーンの「最後の一撃」を読んだ。。。つうか読み直したわけだが、あまりに忘れているのに笑っちゃうほどだ。昔は、えーっ、という感じもあったように思うが、今回読んだらトテモ面白かった。もちろんこの作品は精密な推理なんかなく、謎解きも知識がないと無理だからそういうのを楽しむのではなく、なんつうかクイーン歌舞伎を楽しむためのものだから、ここで犯人が現れて、クイーン氏が鋭利な推理をしなくても、「よっエラリイ屋!」と楽しむのが筋なのだ。

なんかいろいろ読んで一回りしてから読んで初めて楽しめるような気もする。。。が、駄作という人の気持ちもわかる。でも最近の私は中期以降が好きだ。国名シリーズ?ふーんだ。

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