●栂尾から高雄、清滝へ
京都新聞の紅葉のページを見ていますが、やっと「色づく」が出始めました。高尾山神護寺に確認にいくことにしたざんす。二条駅からJRバスで栂尾まで行きました。立命館前から仁和寺・福王子は歩いたことはあるのですが、まだ町中。しかし、そこから5分でもうまったく山の中というかんじです。栂尾(とがのお)でおりて、すぐ後ろが高山寺への上り口です。
高山寺は世界遺産に指定されていますが、森閑として古びたたたずまいは京都の市内の寺とは一線を画しています。こういうのならお寺でも良いな。鳥獣戯画でも有名ですが、日本最古の茶園もあるそうで。紅葉のほうはまだはやいですね。写真のほうは実験中で2枚目はホワイトバランスが青に行き過ぎているので他の写真と比べると差が目立ちますが、個別に見ると、こんな雰囲気かも。でも青すぎ。
栂尾から少し歩くと槙尾(まきのお)で、ここには西明寺があります。高山寺や有名な神護寺にくらべると小さなお寺ですが、赤い指月橋といい紅葉の絵としてはきれいだろうなあ。指月橋のわきや境内もほんのりとして確かに「色づく」という感じ。後どれくらいでしょう。2週間くらいかな。まあ人がまだ少ないというメリットもあるけど。
清滝川にそって下って高雄神護寺へ。この石段がなかなか厳しい。。。私にとって鞍馬に続いて二度といけないリストに登録やな。途中ではほんのり色づく木もあるのですが、まだまだ緑一色の木も多く、やはりあと2,3週間かね。まだ休憩所や茶屋も一軒しか空いてないし。また楼門の手前の石段が厳しいです。
中に入ると確かに色づく感じでちょっとよいかも。もちろんもう少し色づくとよいけど人の増え方と考えると・・・うーん、私的には人が少ないほうがよいかも。つうかうるさかったりマナーのない人が多いからね。せっかくお寺へ行っても大声で世間話してたりで、うるさいから街中でやってろということでございます。
高雄神護寺の石段を下りたとことろから清滝川にそって曲がると、東海自然歩道で清滝へ向かいます。清滝までは3km強。舗装されているわけではありませんが、それほど上がり下がりはなくけっこう歩きやすいです。あ、最後の清滝前で一山越えますけど。昨日まで雨が降っていたし一部水が滴る部分もあるので、本当なら1時間くらいかもしれませんが、すべらないようにゆっくり歩いたのと写真をとりながらなので1時間半ほどです。
ほとんど人がいず、10分に一人か二人すれ違う程度で、いやあ清滝川の水の音と鳥の声だけで、現実逃避にはもってこいであります。このあたりはやはり紅葉にはまだ二歩も三歩もあります。途中植林された木々がすばらしく、特に両側が切り立った木の壁のようで、まさに写真のように空の道へ歩いているようです。
清滝へ出ると、以前は本当に山の中だと思ったけど、自然歩道からでると普通の町中のような気分。清滝からはバスで市内に戻りました。大覚寺へよるのも考えていたけど、菊が展示される11月にしましょう。