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March 04, 2004

●イノセンスサウンドトラック

cd-KK-01.jpg

というわけで、イノセンスのサウンドトラックを購入してきました。税抜2,900円はちと高い気もするが、内容は無問題です。CCCDでもなかったし。

主題歌が伊藤君子のジャズボーカルということで、音の構成が前の「攻殻機動隊」から大きく変わっているのかと思ったのですが、傀儡謡の世界はよりおもしろくなっていると思います。もちろん主題歌とか単体はすごく良いんだけど、普通のジャズソングだし。全体を聴くとやはり興業上無理やり押し付けられたみたいで嫌だなあ。でも売れないといけないし、でも伊藤君子だからって売れるとも思えないし。。。難しいですね。CCCDでなかったので好意的です。

やはり聴き所はオルゴールや70人以上の民謡の歌い手、和太鼓による曲群でしょう。一度は大音響あるいはヘッドフォンで隅々まで聴いて見たい感じです。日本の民謡の歌い手ですが、ブルガリア民謡のようですね。

川井憲次氏の音楽は押井守監督のアニメでよく聴いてきたわけですが、「パトレイバー2」までは映画が上、「攻殻」からは川井氏の音楽のほうがすごいというのが、私の個人的なイメージです。さてイノセンスじはどうなのでしょう?

コメント

今日映画をみてきました。初日から空きがあるので興行的にはどうかと。でもこの映画で満員になるのも怖いので、こんなもんかも。

できはすごいですね。択捉の祭やキムの家のシーンは圧巻です。攻殻では音楽のほうが上と書きましたが、その意見は変わっていないんですけど、単に押井守の表現したいことに、手描きのアニメがついていけなかったのかな、と考え直した。コストもあるかもしれませんが。イノセンスでは表現もすんばらしいと思いました。

ストーリーも私にはわかりやすかったし、入りやすかったけど、前作や原作をみていないとついていけなくなるかも。大体原作を見てると、どこからネタを取ってきているかわかるから入りやすいです。

さて、攻殻1, 2, 1.5 を読み直しましょうかね。

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