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July 01, 2004

●Lord of the Dance

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怒涛の週前半で、もうそろそろ体力限界です。暑いし。週末に仕事をしながらDVDを見るシリーズですが、今週はアイリッシュダンスです。マイケル・フラットレーの「ロード・オブ・ザ・ダンス」を見ました。もちろんアイリッシュダンスでは「リヴァーダンス」が有名で、こちらから見たほうが良いと思います。「リヴァーダンス」は主役のダンサーよりも音楽と舞台自体がメインであるのに対して、「ロード・オブ・ザ・ダンス」のほうはフラットレーのフラットレーによるフラットレーのための舞台でございますので。うーん、でも良い!

どうも体が不恰好になっていけば行くほど、反対のものにあこがれるようで、ダンス、特にリズムに沿って群舞がびしっと決まるのを見るのが快感です。古くは映画の「コーラスライン」(アッテンボロー監督の)なんぞは今でも好きなのですが、ソロのシーンよりも最後の大勢のシーンが好きだったりします。

さて、「リヴァーダンス」はその舞台も生で(遠くから小さく)見たのもあるのですが、DVDではより、間近でみることができるのでうれしい。けど、ここではやはりリヴァーダンスの曲(ウィーラン作曲)のすばらしさによるところが大きいような気もします。もちろん主役の二人も良いのですが、舞台の構成の中の役割を演じている感じ。

一方フラットレーは「リヴァーダンス」の初代プリンシパル・ダンサーだったようですが、目指す方向性の違いによって袂をわかち「ロード・オブ・ザ・ダンス」の舞台を作り上げました。「ロード・オブ・ザ・ダンス」のほうはフラットレーのための、といってよい舞台ですので好き嫌いもわかれるでしょう。音楽自体は「リヴァーダンス」のほうが良いかもしれません。しかし、こちらのほうは、よりアイリッシュダンスに集中し、光と音の構成も含めたエネルギッシュな舞台になっています。「リヴァーダンス」はクラシック音楽で「ロード・オブ・ザ・ダンス」はポップスに近いかもしれません。えげつなさも含めて結構楽しいものがあります。

もちろんどちらも良いので、興味のある方はぜひ両方見るように。フラットレーの他の舞台のDVDも購入する気でおりまっす。これも目がひきつけられるので仕事には不向き。興奮しながら仕事したいときは景気付けに良いかも。

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