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July 25, 2004

●スチーム・ボーイ

Movie-Steamboy.jpg

豊島園駅の横に、この7月に「ユナイテッド・シネマとしまえん」がオープンしました。こんな場所で客が入るんだろうか?と他人事ながら考えてしまいますが、まあ私にとっては池袋へ出るよりも非常に便利なので、今年はパチスロに使う無駄な金と時間を減らして、映画を多く見ようかと思っています。で、風邪が少し良くなってきた自分へのお祝いとして、「スチームボーイ」を見てきました。大友アニメは「MEMORIES」以来かなあ。。。。と思っていたら、いいじゃん!スチーム・ボーイ!

時は博覧会に沸く19世紀ロンドン、世紀の発明スチームボールをめぐってレイの大活躍!なのです。設定やでてくるものは宮崎アニメというか一般的なようですが、やはり大友流の味付けといいますか、とぼけた味が心憎く効いています。しかし、設定で変なことをしていないのは、「このアニメは活劇なんだ」という主張の一部でもあるようです。この活劇感(?)がすごい。もう一旦動き出したらいつ止まるんだーというくらい動きまくります。アニメの表現ももちろんすごいのですが、やはりコマ割からシーンの躍動感に惹かれてしまいました。

もうひとつの魅力は「機械」であり「19世紀のイギリス」です。SF界で80年代のサイバーパンクの後に、次の流行はスチームパンクだーといっていたような気がするのですが、なんだか「俺が本当のスチームパンクをみせてやる!」と大友克洋が根性入れたら9年かかって、世の中ではスチームパンクなんて言葉はなくなっていた、ような。。。でも、サイバーパンクの脳内麻薬ジャンキー的な妄想何でもあり世界観よりは、実際に音を立てて油のにおいを感じることができ、その力感と巨大さがあるスチームパンクのほうが、メカマニアにはたまらんのかもしれません。「蒸気機関」にしろ「19世紀のイギリス」にしろ、今から思うと効率が悪かったり衛生的でなかったりなのでしょうが、人間としてのノスタルジーは、その触感と力感にあるのかもしれない。その感覚を圧倒的なサイズで味わえる映画でもあります。「ハリーポッター」でイギリスが。。。なんていってちゃだめです。こちらの「イギリス」のほうが圧倒的に迫ってくるんだから。

「ユナイテッド・シネマとしまえん」それほど混んでいなかったからそのうちもう一回行こうかな。「スチームボーイ19世紀ロンドン展」を六本木ヒルズでやっているみたいなのでそちらにしようかしら。

コメント

そういえば、音楽はけっこう普通でぴんとこなかったかも。期待しすぎかな。

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