●The Concerto Project, Vol. 1
Philip Glass の協奏曲集が出ていたので購入しました。「The Concerto Project, Vol. 1」でチェロ協奏曲と2人のティパニー奏者のためのコンチェルト・ファンタジーだそうで、もうよだれでまくりです。カエリヤマファンには少しぬるいかもしれませんけど、最近これくらいが好みなんですよ。
Philip Glass はライヒなどとともにミニマルミュージックで有名ですが、現代音楽としては、わたしゃクレーメル演奏のGlassのヴァイオリン協奏曲がとても好きでござんした。ミニマル全盛から80年代までは、スティーブ・ライヒに比べてグラスはちょっとエキセントリックな感じがあってライヒのほうが好きだったんですが、ヴァイオリン協奏曲はネオロマンティックでとても好みだったのです。
チェロ協奏曲はミニマル的でありながら息の長い明るい旋律がすてきだし、3楽章の2/4+5/8がもう楽しいです。なんかこの程度がよいなあ、としみじみ。2人のティパニー奏者のためのコンチェルト・ファンタジーはもうリズム協奏曲といってよく、最初からリズム気持ちよすぎるんですが、ティンパニーのカデンツァから歌うティンパニーのアレグロの終楽章が心地よい。
このシリーズ各種コンチェルトで新曲含めてCD4枚でるようです。うひひ。もう全部買いですよ。買い。