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January 17, 2005

●ANEKDOTEN

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昨日は天候が悪かったんだけど、急にANEKDOTENというグループの新アルバム(といっても2年近く前のもの)を持っていないことに気付いて、気付くと欲しくなって、目白のWORLD DISQUEまで買出しにいった。購入したのは一番右側の「Gravity」というCDなのだが、予想以上に気に入ったのでした。

前に購入したネットワークmp3再生機器の BiBio wGateのために手持ちのCDを逐次デジタル化進行中です。iAudio M3の40GBはすでにオーバーということで、一時気力も失せていたのですが、再びやる気。携帯用もクラシックとそれ以外で2つにしようかなあ。。。

クラシックも Alan Hovaness などちょっと外道なような、それでいてなぜか20枚近くも集めてしまったものなどもう一度聴きなおそうと思っています。で、Progressive Rock もいつもの定番からは外れるので、まだ入れていなかったものをエンコード中。

AnekdotenはKing Crimson フォロワーという感じで90年代に出た北欧バンドなんですが、もちろん一般には全く無名です。でもそのクラさと雰囲気は、Anglagard, After Crying などとともにお気に入りだったんだけど、最近忘れていたっす。今回入れなおして聴き直したらこれが良い。しかも一作目は購入していたんだけど手元に見つからず、2作目の「Vemod」と3作目の「From Within」(上のジャケットの左側と中央です)だけなんだけど、うーん、急につぼにはまって調べたら4作目もでていたのに購入していなかった。

これは一大事ということで急に雨の中を目白のWORLD DISQUEまで買出しに行きました。しばらくいっていなかったせいか、見たらほしいものだらけで、4作目の「Gravity」をはじめ6枚購入してきてしまった。ダークゴシック系とジャズ・レコメン系っぽいのが多く、この後聴いたら順番にここで少し紹介してみようかと思う。もっともプログレ目当てでこのサイトを見ている人は0だと思うんだけど。。。

で、「Gravity」なんですが、これはいいです!初期の頃はCrimsonの暗鬱な雰囲気は良く出ていたんだけど、旋律としての魅力や個性が今ひとつという感じでした。2,3作目はこなれた感じで個性もうまく出てきてリフもすごく好きなんだけど、全部暗いつうかその分単調に聴こえちゃうんですよ。ところがこの4作目はやりたいこと集めたつうか、その中で暗黒の部分の中でメロディアスな部分や明るい部分が出てきたり、聴きやすいのもあるし、明るい部分があるだけ暗い部分も寄り引き立つように思えます。また、個性という面でも旋律線が耳をひきつけるようになりました。

特に2曲目の「Ricochet」、6曲目の「Gravity」、8曲目の「Seljak」はたまらんですね。高速の変則リズムと息の長い旋律やアコースティックなアルペジオがとても効果的。「Seljak」の3+3+3+3+2+2の16拍子による変則リズムなど気持ちよい限りで、70年代Redの頃のクリムゾンファンにはぜひお薦めしたい。しかも単なるフォロワーではなく、これらの曲で感動的というAnekdoten独自の力を持つようになったと思う。

Anekdoten、2月25, 26日に7年ぶりの来日ライブだそうで。。。あーん、行きたいかも。

コメント

はじめまして。コルタサルで検索して以来拝見していましたが、プログレも好きなのでAnekdotenのレビューは楽しみです。わたしも1st持っていたはずなのに、今探したら行方不明になってました……。

おおたさん、はじめまして。

コルタサル好きのプログレファンもいらっしゃいましたか。。。ちと忙しさがわからないので、やはりライブは行かないと思います。1st買いなおす替わりにライブJapanのCDを購入してきました。

今年こそは「石蹴り遊び」をなんとかして、他の短編集を少しは読み直す予定です。またよろしくお願いします。

そういえば、おおたさんって「書評Wiki」でコルタサルなどに入っているおおたさんですか。だったら私も感想読ませていただいています。

そのおおたです。わたしには『石蹴り遊び』を読み通すだけの根性はなさそうです……。長い方で挑戦してるのがいけないのでしょうか。なおきさんに負けずに今年中に再チャレンジしたいところです。

コルタサルは日々是読書録にあるように「石蹴り遊び」以外の短編は全部読んだのですが、最近読み直した「通りすがりの男」以外は10年以上前なので、けっこう忘れています。折に触れて読み直して感想をメモしておこうと思います。しかし、すでに「通りすがりの男」の中のものも忘れかけています。

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