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January 19, 2006

●ブラームス : ピアノ三重奏曲 第1番、第2番

CD-Naniwa-01.jpgレオ・ペルッツの「最後の審判の巨匠」にはまったので、中に出てくるブラームスピアノトリオ第1番ロ長調がどんなことやらと、どうせ買うならSACDにしてしまえ、ということで「なにわトリオ」のを購入。SACDは室内楽とかとくにすごいなー。いやSACDだけが良いわけではなくて、演奏も曲もよいなー。ブラームスがわかる年になってしまったのか。。。誕生日だからな。

「なにわトリオ」の3人は桐朋学園大学音楽学部時代の同級生だそうで木野 雅之 (ヴァイオリン)は日本フィルのソロコンサートマスター、長明 康郎(チェロ)は東京シティフィルの首席奏者、吉山 輝(ピアノ)は相愛学園、武庫川女子大学で指導とのことです。いやなかなか良かった、うん。SACDだけじゃなくiPodでも持ち歩いたけど、こりゃいい。ブラームスの室内楽もっと聴こうかな。でもブラームスって本当にブラームス以外の曲では有り得ないのね。その個性ってどのあたりから感じているんだろう。。。

なお、レオ・ペルッツの「最後の審判の巨匠」では第2楽章で天国と地獄のせめぎあいみたいに書かれているけど、もう妄想しすぎ!曲を知っていればここでアンビバレンツな小説の象徴としてもっと笑えていたかもしれん。。。いや笑っちゃいかんか。

コメント

いろいろとホームページを見ていて、偶然見つけました。聴いていただいて嬉しいです。ブラームスのこの曲は、確かに名曲です。また、聴けば聴くほど味の出る、いわばするめのような作曲家ですね。 (奏者)

あわわ、演奏者さまにコメントいただけるとは。。。しかも敬称書いてないし。。。

聴きたかった曲がちょうどSACDで出ていたので購入させていただきました。演奏も録音も鮮烈で良かったです。ブラームス確かにするめのようで、年食ってから聴き込むようになりました。昔は現代音楽も聴いていたけどもう聴かず。

ピアノ三重奏ではフォーレとかラヴェル、ショーソンの軽やかはんなり系統が好きなのですが、ブラームスのがっつりも良いですね。

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