●SACD
AVアンプを替えたらスピーカーも替えたくなったんだけど、これは考慮中。で、ヘッドフォンもちょっとだけ良くなったんで、海外DVDをみるためマシンも買い換えた。SCITECのDVP-750DXというやつなのだが、フリフリ機でしかもこいつはSACDやDVD-Audioも再生できるらしい。一生縁がないかと思っていたが、SACD聴いてみたい!5.1ch再生はできる環境じゃないんだけど、とりあえず音が良いかどうか。。。
接続してDVDの再生OK!、フリフリ設定もOK!、DVD-AudioもOK!なのだがSACDで音が出ない。悩んでいてハタと気づいた。まさか光接続では音が出ない?SACDをわざわざ購入する気はなかったので、いままで調べてこなかったけど、どうやらデジタルダビングさせないためか、デジタル出力はないのが一般らしい。唖然という感じであった。あいかわらずユーザのことは考えてはもらえていないわけだ。で、もう少し調べると高級機では独自に再デジタル化して出力していたりするらしい。あるいは著作権管理機能のついたiLinkとか。そんな入力ないちゅうねん。しょぼーんとしながらアナログでつなぐと、そりゃ鳴りましたよ。まあこれは規格の問題でSCITECの問題ではないので。。。機械のほうの問題としては、ファイル単位で再生しているみたいでSACDではトラックの切れ間で再生が切れるのはちょっとクラシックを聴くには困る。DivXも使えるらしいが、これも未研究なので(あんまり画像の保存には興味がなかった)。ただCDとハイブリッドであることもあり、再生時間がCD並なのは悲しい。下のマーラーの交響曲第3番では、SACDが2枚、DVD-Audioは1枚ですむし、インタビューまで入っているし。
で、5.1ch化はもう少し先なのだが、とりあえずSACDを聴いてみるということで、いくつか購入してみた。ただ、オーケストラの曲では、良くなるのはまちがいないんだけど、ほかのものほどではない。室内楽や古楽、声の入ったものが特に良いです。ロックとかは5.1chのほうがより効いてくるかもしれん。
・マーツァル / マーラー第3番はレコ芸誌の2006年レコードアカデミー賞の交響曲部門での大賞です。この盤は、ハイブリッドSACD2枚に加えて、DVD-Audioが付属。私の最初にぴったりである。演奏も録音も優秀だと思うが聴いている限りはDVD-AudioよりはSACDのほうが雰囲気というか感じがでるように思う。
ほかに
・クライバーの「椿姫」、これは以前に追悼盤購入のときにSACD盤を買っていたのだ。やっと聴けた。声の響きが良い。
・ユニバサルのサンプラー盤、古楽なんかはすごいね。
・なにわトリオの「ブラームス:ピアノ三重奏曲集」、これが良い。レオ・ペルッツの「最後の審判の巨匠」で冒頭出ていたロ短調の曲が気になっていたのだ。
・ピンク・フロイドの「狂気」、これはまだ未聴だが、まあ5.1ch期待かな。
・ロジャー・ウォーターズの「Ca Ira: 希望あれ」、輸入盤で買っちゃった。いま聴いているところ。ハイブリッドSACDで、アルバムの製作過程や舞台裏映像を収めたDVD(国内向けハードでの再生も可能)つき。
各CDのほうは別途紹介するかもしれませぬ。
コメント
うーん、やっぱりつながっている部分でトラックが入っている場合、音が切れちゃう気がするなあ。普通の曲を聴いている場合は、切れ間でトラックが入っているから良いんだけど、歌劇とかつながったものではつらいかも。気になっちゃうしね。クラシックでも楽章のなかにトラックが打たれているようなものは、あんまりうまくない。
DVP-750DX機種自体の問題なのかな?うちだけそうだという気はしないのだが。。。2chにミックスダウンして出力するようにしているが、そのあたりもテストはしなきゃ、ですね。
で、そのためにSACDプレーヤー買いなおすかというと。。。そこまではまだいたらず。もともとSACDのために買ったわけではないんだし(そう言いつつ目的が変わってしまうのはよくあることだ)。
Posted by: なおき | January 15, 2006 03:26 PM