●Mahler Symphony No.9 - MTT
さて、MTT とはプロレス技ではなく、マイケル・ティルソン＝トーマスという指揮者のことでありまして、現在はサンフランシスコ管弦楽団でマーラーシリーズを超絶録音＋演奏でリリース中なのです。9番はジュリーニ・シカゴ響のグラモフォン盤から聴き始めたのですが、女王だけあって名盤ぞろい。。。のなかでもこの MTT の演奏は90分近い演奏で、遅いのですが聴感上は遅いというよりは丹念に明晰に演奏されている感じ。しかも細部まで克明に聴こえるんだけど、この聴こえ方は凄いなー。ライブとは思えなかったりして。もちろんSACDでは感動モンですけど、CDで聴いても、つうかiPodで聴いてもすごいっす。ということは単純に録音のよさって高周波だけの問題じゃないんだよなあ。こんなに旋律が、主題が重なる美しさや喜びを聴ける演奏も少ないんじゃないだろうか。
というわけで、ストレス気味の私としてはマーラーに関して MTT+SFso のいま出ている分を大人買いすることに決めました。1,2,3,4,6,7 だな。No.3 はマーツァル+チェコフィルもあるんだけどなあ。。。マイケル・ティルソン＝トーマスは、昔のグラモフォン盤（＋ボストン響）の「春の祭典」があまりにも印象に強く、「マイベストはるさい」だったりします。ついでに調べると「春の祭典」も SFso で再録されているらしいので、これも大人買いの対象である。でもSACDでほしいなあ。。。
で、一応画像からはAmazonへのリンクですが、やはり説明的にも値段的にもHMVかな？
