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February 18, 2006

●ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅

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東洋書店からユーラシア・ブックレットという小冊子のシリーズがあって、「ロシア・ユーラシアを多面的に紹介する唯一のシリーズ!」だそうですが、「ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅」はブルガーコフやストルガツキー、ペレーヴィンを読んでいることもあって読んでみた。短いのですぐ読めるんだけど、最近の作家の名前は読んだことがないので、ペレーヴィン以外作家名とイメージが結びつかず困ったちゃん。第2章の作家の系譜はゴーゴリ、シチェドリン、イリフ&ペトロフ、ブルガーコフ、ストルガツキーが出てきてちょっと参考になる。ただ全体的な量は非常に薄い。まあ600円ほどだしね。

この本を購入した日に近くのBookOffでイリフ&ペトロフの「十二の椅子」を見かけて珍しいでものがあるなあと思っていたんだけど、夜「ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅」を読んでみると重要な系譜になっていたので、翌日急いで購入したのであった。このような同時性というか偶然のなかにエリアーデだと聖なるものの顕現を見るし、ストルガツキーは異星人の侵入をみるし、ピンチョンだと陰謀を感じたりなのであろうか。まあ陰謀にははまってみようということで「十二の椅子」を購入するとともにイリフ&ペトロフの「黄金の仔牛」もネットで購入だい。

で、最近ロシア・ファンタスチカ的な文学を読み続けすぎてるような気もするので、少し間はおくんだけど、やはりいろいろ読んでみたいなあと思った。岩波からやっとゴーゴリの「死せる魂」と「ディカーニカ近郷夜話」復刊だしなあ。プラトーノフとかはどうなんだろうと思ってみたりみなかったり。

なおユーラシア・ブックレットではマンドリン系の人は「No.88 民族楽器バラライカ」をどうぞ。

コメント

はじめまして。
この記事を拝見して、あわてて本屋に行きました。「ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅」これって、内容薄すぎじゃないですか? もっと体系的な紹介かと思いました。これなら沼野充義「夢に見られて ロシア・ポーランドの幻想文学」の方が、断然充実してましたね。
イリフ&ペトロフは面白いですよ。「十二の椅子」も「黄金の仔牛」もスラップスティックコメディなのに、なんか結末が絶望的になるところが、風変わりでいいです。

kazuou さんはじめまして。

なんていうか、パンフレットのようなシリーズなんで。でも薄すぎますよねえ。ロシア系あんまり知らないので、「夢に見られて ロシア・ポーランドの幻想文学」も探しに行きます。

イリフ&ペトロフおもしろいですか。入手したかいがありそうです。わくわく(といっていつになることやら)。また教えてくださいね。

「夢に見られて ロシア・ポーランドの幻想文学」は、大変よいですよ。タイトル通り幻想文学よりのガイドなのですが、SFに関してもかなり突っ込んだ記述があります。現代のものについては弱いのですが、ロシア・ポーランドものについては、この一冊で充分でしょう。ブルガーコフについてもかなりページが割かれてますよ。

「夢に見られて ロシア・ポーランドの幻想文学」は品切れですかね。;_;

古本などで探してみます。とほほ。まあイリフ&ペトロフももちろん古本なわけですが。

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