« セブンソード | メイン | 銀河ヒッチハイク・ガイド »

March 29, 2006

●Pink Floyd 系 2題

CD-Gilmour-01.jpgpad10.gifCD-Wall-01.jpg

えー、長期出張になりますので、「日々是音楽」は当面あまり新規公開できないと思います(いや逆に暇だったりして。でも音楽作成環境がない)。読書録のほうも・・・というか、まだリンクが古いままなので今は見えなくなっていますが、これは来週までに修正予定。まあなんとかサーバ移行が終わってよかったです。でももし落ちたら週末までなんもできんなー。

さて、音楽のほうでは、Pink Floyd 系として、David Gilmour の「On An Island」と Pink Floyd トリビュートアルバムの「Back Against The Wall」を購入しました。Gilmour の「On An Island」は20数年ぶりのソロアルバムです。「Back Against The Wall」のほうはもちろん「Wall」で、豪華メンバー(キング・クリムゾン + イエス + UK + ELP + ジェスロ・タル の関係者)が演奏しております。両者の方向性の違いが面白い。

Back Against The Wall」はビリー・シャーウッドが中心なのかもしれんが、とにかくよくこんな豪華なメンバーを集めて、しかも勝手にやらせずひとつの統一体として作ったなーと思います。けっこう細かい部分まで「Wall」を追っているのでビリー・シャーウッドは本当に壁好きじゃなと思う。それは付録の曲が、それぞれはそれなりに面白くてもやはり全体のトータルとしてはまとまらないわけで。そういう意味ではオリジナルの編曲やできがどんなにすごいかを再確認したし、小さな曲も味わい深くて良い!です。

ただ、やはり過去のプログレ良き時代にとらわれている感じはあるわなあ。それに比べるとDavid Gilmour の「On An Island」はスカーンと今俺のやりたい音楽は Pink Floyd じゃなくてこうなんだ!という割りきりがみえてよい。ギターの音響は似ていてもやはり Pink Floyd では一種の暗さとか重いテーマとかが必要と力んでいたふしがあるけど、「On An Island」はのびのびしみじみという感じです。うれようがうれまいが、プログレであろうがなかろうが自分のやりたい音楽をやるという雰囲気は風格があってよいなあ。そのあたりは「Back Against The Wall」のメンバーとはちょっと差を感じる。どちらが良いという話ではないんだけど。そういえば David Gilmour のDVD も確か持っていたのであった。

コメントする