●2 from ECM
Jazz っぽいのが増えているが、とういうわけでおしゃれなのも聴きたいなあとか思ったのでECMのものもいくつか買い足し。また昔持っていたものを持ち歩けるようにする。あんまり演奏者を知らないので、ヤン・ガルバレクとか有名どころになってしまったのだが、ウードに惹かれてアヌアル・ブラヒムのCDも購入した。夜の京都、しかも人のいない方面を歩く時に聴いたりすると吉。
そういえば、昔ECMのCDをけっこう買っていたような気もするんだが、最近そちらの方面はあんまり聴いていなかったですなあ。といってもキース・ジャレットやチック・コリア、ゲーリー・ピーコックなどの有名どころ中心なんですが。エグベルト・ジスモンチのギターもあったなあ。
「In Praise of Dreams」 はヤン・ガルバレクの2004年度の作品のようだが、もうジャズではなく、ニューエイジか環境音楽みたいな感じで食い足りない。おしゃれはおしゃれだけど。組み合わせもサックス、ピアノ、ヴィオラとちょっとひねっていて面白いが、ヴィオラの弦楽の音は iCans にはあわないんだよね。。。でも音楽は美しい。美しいが、毒は一切ない感じで、Jazzはやはり毒がないと面白くない気もするので、カテゴリーはJazzだけど環境ニューエイジ+ちょっとエスニックって感じ。
ウード奏者であるAnouar Brahem の「LE VOYAGE DE SAHAR」(サハールの旅)は、アコーディオン、ピアノとのトリオで聴かせる。「沈黙の次に美しい音楽」とどこかのサイトに書いてあったけどなるほどね。アラビアというにはあまりに西欧的で、かといって西欧的かというとどこかはずれた感じは異境というにふさわしい音楽かもしれない。撥弦楽器ファンとしてはこういうのが撥弦楽器の良さだよなあと思ってみたり。こちらのほうがよりエスニックな感じだが、このリズム感とかは撥弦楽器だからかもしれない。ガルバレクのサックスはどんどん伸びていく。。。のは尺八などのようである。
で、どちらかというと「サハールの旅」のウードのほうが面白かった。他にも買ってみようかしらん。つうか部屋を探すとウードものはもう少しもっていたような気もする。