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May 06, 2006

●嵯峨野

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5月5日に京都に戻ってきて、6日は昼からスピーカーの買出しに大阪はミナミの日本橋まで。スピーカーのことは別に書くとして、ついでに近くの大国主神社と赤土稲荷神社ものぞいてみる。。。が、縁起も由緒も書かれていず、このあたりは京都の社寺と大きく違うなあ。やはりさびれていても由縁は書いてあってもらいたいものだ。

さてスピーカーを部屋まで運び、夕方から嵯峨野へ。まあ明日は雨みたいだしスーツをとりに四条河原町だし、実は疲れもあるので日帰り温泉?の「天山の湯」によるつもりもあった。。。つうか余計疲れているんですが。で、最近は特に神社を回ろうとしているのは歴史時代前後の出来事に興味があるからで、そのあたりもそのうち別途書こうと思う。が、嵯峨嵐山のあたりは神社としてはそれほど私にとっておもしろいところはなく、やはり寺です。

JR嵯峨嵐山駅の前から天龍寺のほうへ。天龍寺の前はさすがに観光地。いろいろお店がありますし、カップルが人力車で行き来していますが、ひとりかまわず天龍寺の中をうろうろし、宝厳院の前を通り過ぎ、横の美空ひばり館を外から覗き、ああ単なる怪しい人やんけ。つうか夕方から出てきたので拝観の時間は終わってるんですねえ。特に宝厳院の庭は春季の特別公開中なので、5月中にはもう一度いってみたいものだと思う。

ぶらぶらと歩いて渡月橋へ。このあたりは桂川の川べりのゆったりした感じと嵐山の迫った感じがうまくあっていて美しい。現在のもよりのJR二条駅からたった十分弱なんですが、このあたりはどうも関東では味わいにくい箱庭感覚です。日本人の箱庭的美意識感覚はこんなところから育てられているんでしょうか?また、宝厳院ののあたりを歩くだけでも嵐山の背景と目の前の寺社の木々の立体感が怪しく迫ってきます。また木々が美しくやはり人間緑のあるところがいいのう、という東京では味わえない気分です。

その後渡月橋から太秦のほうへ歩き始めましたが、うーん、宣伝には嵯峨嵐山駅から徒歩10分とあったけど、30分はたっぷり歩いた気はする。遠回りしたのかな。歩いていく途中で車折(くるまざき)神社をのぞき、斎明神社をみていきました。このあたり神社の構えは美しいし特に車折神社は大きいのですが、由緒が新しくあんまり趣味ではないのであった。車折神社には芸能神社があって、その中はもう歌い手さんなどの札や写真がべたべたはってあったりなので芸能界で一旗あげようという人はいってみてください。でもあんなにたくさん願いがかけられても全員の願いはなかなか聴けないようではあります。

斎明神社は伊勢神宮の斎宮として皇女や親王が伊勢に向かう前にまず3年間の禊をおこなった場所で、それは何箇所かあったようです。今回は行っていませんが、嵯峨嵐山の野宮神社もそういう場所とのこと。小さくても由緒や祭神をきちんと書いてくれているのはありがたい。

その後も歩き続けて、「天山の湯」へ。ここは嵯峨温泉という本当の温泉であるようだが、まあ施設はスーパー銭湯だと思えばよろしいか。入場千円ですが、昨年末にできたみたいできれいです。金沢の妹連には「高い!」と言われそうですが。けっこうきれいで良かったのでまた行きたい。。。けど帰り道JR太秦駅に行くのに迷ったのであった。スーパー銭湯といえば丹波口徒歩5分の「やまとの湯」もいったのだが、「やまとの湯」のほうがより銭湯っぽかった。

話が飛びましたが、太秦では「蚕の社」とよばれる木島坐天照御魂神社(このしまにいますあまてるみたまじんじゃ)があるらしく、こちらの由緒は古そうなのでいってみたい。天照ということは祭神はニギハヤヒかなあ。天照大神じゃないよね。

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