●サプライズ
CD購入はジャケ買いだったりやけ買いだったりいろいろありますが、ポール・サイモンは名前買い、というか新譜が出れば買うことになっています。といっても前の「ユー・アー・ザ・ワン」から5年以上、オリンピックやワールドシリーズよりも長いです。
もちろん作品のレベルは高いんですが、今回の目玉はブライアン・イーノが共同プロデュースだそうで。演奏もギタリストにビル・フリゼール、ドラマーにスティーヴ・ガッド、ピアニストにハービー・ハンコックとそろっています。イーノの色なのかほんの少しロックよりの感じ。まだ聴き込んでいないのでわからないけど、音の感じは前の「ユー・アー・ザ・ワン」が、過度のエスニック色が薄れて好きだったなあ。もっともどちらも大ヒットするような感じではないけどかめばかむほど味があるするめ型音楽とでもいいましょうか。10年後でもつきあえるよね。