●証拠は語る
あけましておめでとうございます。掃除しなきゃ、なんですが気力もなくだらだらしています。今年の目標・・・なし。
さて、前回なんだかんだ書きましたが相変わらず推理小説読んでます。マイクル・イネス(この本ではマイケル・イネスですが)の「証拠は語る」。長崎出版・・・知らないですが、こちらも推理小説が続けて出るのでしょうか?だいたい大学の教授が隕石で死ぬ・・・あたりからもう変である。まあそれよりもその後出てくる大学教授がまた変人ぞろいで、ほとんど動物園なんですが、考えると私が経験した大学教授もそんなもんか。
妄想爆裂的な可能性と最後の収束具合は結構好きなんですが、ちと偶然性の部分が私の好みじゃないのと翻訳が少し硬いかなあというところで、星3.5です。引用も多いし持って回った言い方だし、訳は難しいなと思うんですけど。
まあ推理よりは大学教授の変人具合とアプルブイのいやみさ加減、収束のうまさを楽しむ感じですかね。真相には最後まで振り回されましたので脱帽。とくとくと推理を解説したりしないところがよいね。