●殺人者は21番地に住む
あー、祝日もなく働いておりますが、出しておきたいネタが溜まっております。
で、昔のものをということで、「殺人者は21番地に住む」S=A・ステーマン を読みました。おー、おもしろいじゃん。そう、こういうのが本格なんだよお。というわけでステーマンは「ウェンズ氏の切り札」しか読んでなかったように思うがどうだったか全然覚えていない。
霧のロンドンで頻発する殺人事件、犯人は21番地に住むらしいのだが、そこは素人下宿でいろいろな人が住んでいます。さて、犯人は。。。展開も含めてなかなかおもしろいです。その後の展開も含めてきちんと考えられていてよい。また二度の読者への挑戦の遊びもありますが、良いのは各容疑者の個性が立っているので、ちゃんと感情移入できるんですね。(前に書いたやつは犯人の名前がわかっても区別つかなかったからなあ。。。)
やはり黄金期ものはおもしろい。。。けど、高田崇史の「QED 河童伝説」も買っちゃったんだよなあ(実は読んじゃったので次に紹介予定)。