●Vega
一子さまの新しいCDがでました。Ub-Xの新譜「Vega」は今回もSACDでございます。
すごく良いのは良いのだが、なんつううか親しみやすくなったというか一体感があるというか、だからよいかというとポリグルーブの場合、その距離感は微妙なもんがある(と勝手に思っている)。なんか一体感があるとポリの部分が微妙に薄れるような気がするんよね。それは全体的に暖かい感じのする演奏が多い気もするのと、声がウタのように旋律によりすぎのような気もするというところです。でもそれって非常に微妙だなあ。また「マシュケナダ」や「イパネマの娘」がはいっているのもちょっと親しみやすい方向より。
親しみやすさからいうと「Ub-X」よりは親しみやすいんだけど、ポリグルーブ的な多層感覚は少し薄れたようで、私としてはもっとポリポリグルグループしてもらいたいものである。もっと語ってくれ。