●GW Progressive お買い物
もうGWは遠くなりにけり。GWに買ったCDももはや紹介することなく忘れ去られそうなので、まとめてご紹介します。なぜかJohn WettonやJohn Andersonが歌ったりしている Alan Simon の Excalibur II: Celtic Ring。ポーランド出身プログレバンドriverside。そして Verdes Csaba (って誰か知ってる?)のチェンバープログレ。
John WettonやJohn Anderson が歌ってるので買ってみた「Excalibur II: Celtic Ring」は、題名どおりケルティック風プログレ?すんません。三部作の二作目らしいのですが、一作目知りません。でも、単なるケルト風ではなくけっこう聴き応えがあったし、さまよえる歌手ウェットンもジョン・アンダーソンも渋くてよい。でも結局は Alan Simon のセンスが良いのかなあ。
この有名どころも良いけど、一曲目はインストでアラン・パーソンズだったりだし、他の女性歌手も良かった。 メーキングDVDがついてるバージョンもあるようだが、私は単にCDだけ。
そのうち三作目がでるのかなあ。忘れた頃だろうなあ。
私の好みのプログレ本道としては、ポーランドのプログレバンドの riverside がよい!鬱系プログレとも書かれていたが、いやーなかなか暗さ、重さ、変拍子、良いです!ヴォーカルも声質はちょっとグレッグ・レイクを思わせたり、こぶしはウェットンを思わせたり、けっきょくそこら辺しかないのかい、つうのもあるが、いや完成度は高いと思いますねえ。 ヴォーカルはベースだし。
左側の一作目「Out of Myself」も名曲ぞろいだが、右側の「Second Life Syndrome」 はよりハードでメタルっぽくなった気もするが、クリムゾン的暗鬱なら、ダブルトリオの後のProjeKt系クリムゾンよりはこちらのほうが叙情性もあってよいぞ。
Vedres Csaba はハンガリーの After Crying の元キーボーディスト。そう、あの不滅の3rdで「マンティコアの帰還」を弾きまくっていた人です。今回は最新作である弦楽四重奏団と、けっこうきっちりとした室内楽(ピアノ5重奏)を演奏しているのであった。「Aldott Ido」と一応書くけどハンガリー語?(マジャール語?)はウムラウトが多くて書けない。oなんて点が本当は2つはいっているし。
変病私的な・・・って変換する私のIMEは悲しいが変拍子的なリズミカルな曲も、優美で旋律的な曲も、うまくべたつかずにバランスとってるかなあという感じ。バルトークをちょっと俗っぽくして、エマーソン風にひきまくり、チック・コリア的なクリスタルな感じの中間あたりというとほめすぎかもしれんが、 なかなか気持ちよかった。
他にも Vedres Csaba のものを2枚ほど購入。ピアノと唄だったり、エレクトロニカ風な部分もあったり、なかなか懐が深い・・・が俗になるぎりぎりで止まっているところが好き。まあ人によっては、これは俗っぽいって言われるかもしれんけど、自分の好きなものは自分で方向性を探るしかないわね。