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July 13, 2007

●邪馬台国への旅

book-Yamatai-01.jpgふらんすに行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し我れひとり寝台に醒めて自室もなほ熊の如くに眠れるなり、なんて萩原朔太郎をまた読んでみたりですが、ふらんすにはいかないけど、どこか遠くでへろへろしてみたい。

「邪馬台国への旅 日本全国・比定地トラベルガイド50」は九州、近畿を中心に全国50か所の邪馬台国比定地のガイドブックです。これが九州、近畿以外にも四国、中国、北陸、関東、海外となかなか笑えます。その説から古代史的な観光ポイントまで抑えていていいな。 引退したら邪馬台国めぐりだな。さすがに九州、近畿が多いのですが、私の出身近くでは羽咋が載っている。確かに気多大社とかあるけどね。

気多大社は社伝によれば、大己貴命が出雲から舟で能登に入り、国土を開拓した後に守護神として鎮まったとされるらしい。 それがどれくらい真実味があるかは知らないけど、実は個人的に、石川県のあたりは出雲の飛び地ではないかとか思っていたのだ。越前、越中、越後の越の国の真ん中に加賀と能登があるわけで、越の国とは少々違うのかなとか、加賀という名は出雲の加賀郷とか加賀神社、加賀の潜戸あたりからではと妄想してみたり。。。邪馬台国からは遠ざかっちまったぜ。

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