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July 22, 2007

●アランフェス協奏曲

CD-Aranjuez-01.jpg昨日は京都市交響楽団の定期公演へ。第502回定期演奏会は指揮:大山平一郎 ヴァイオリン:竹澤恭子で、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲と交響曲第7番二短調でした。うーん、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲もおもしろいな。交響曲第7番二短調はちょっと疲れのためか気を失いかけました。最後はすごい拍手とはやめに退席する人とちょっと評価は分かれたかも。「いいちよ」でおばちゃんがううさいだけやわーとか言っていたのが印象的。でもまあヴォルザークだしこんなもんでねーの?と志の低い私。

さて、それとは全然関係なく福田進一さんの「アランフェス協奏曲」を購入。なんかCDでは初めてって嘘みたいだわ。そういえば妹が金沢のアマオケで福田進一さんと共演できたとかで舞い上がっていたなあ。。。

で、これは「男のアランフェス」ということでちょっとおもしろい。

なにが「男」かというと、もう甘くないアランフェスということです。ざりっとした感じでエッジが立った感じ。まあしかし「男のアランフェス」としても「漢のアランフェス」まではいってないかな。そこまでは行かん方がよい気もするし。ただ伴奏はドライにしようとしすぎて、ちょーっとやっちゃったところもありますが、まあそういうのも含めて楽しめるわけです。

一緒に入っているペルトの「フラトレス」がおもしろい。またヴィラ=ロボスの「ギター協奏曲」も良いね。また、SACDで出たのはよいなあ。オケ曲ではあんまりメリットは感じないんだけど、ギターや室内楽的なサイズではやはりSACDが良いです。まだ5.1チャンネルでは聴いていないのでどうなるだろう。「フラトレス」は打楽器の配置おもしろいらしい。。。とレコード芸術の8月号に載っていた。福田進一さんの写真はにしきのあきらみたいだ。うーん話はまた違うが十年振りくらいでレコ芸買ったんだけど批評のところは悲惨だなあ。。。

コメント

福田さんの演奏って弟子も含めて端正すぎで面白みが無いなあと思っていたのですが(なんと失礼な!)、共演…もとい福田様の伴奏をさせていただいたら(爆)、違いましたわ~。端正というより、パリッ・カリッとキレがいいのですね。

あの時の曲もアランフェス。本人に「爪の手入れはどうしているんですか?」と聞いたら(私は爪がヤワヤワ)、「僕は爪が強いのか、普段は何も塗りません。アランフェスなんかだとアロンアルファで補強しますけどね」とおっしゃっていました…ということを思い出しました。

「男のアランフェス」、ぜひ聴かなくては。

そのうち渡しちゃうかもしれませんが、一度はSACDで聴いてほしいねえ。

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