●第503回京都市交響楽団定期演奏会
ちょっと今日は早めにぬけて第503回京都市交響楽団定期演奏会へいってきた。北山でも暑いなあ。。。
広上淳一氏の指揮でラヴェルのツィガーヌ、レシュノフのヴァイオリン協奏曲(日本初演)、ワーグナーのジークフリート牧歌、R.シュトラウスの死と変容である。あー、来年からは広上淳一氏が2008年4月から常任指揮者になるらしい。
まあチケット購入した頃は、今頃は少しだけ余裕がでるかと思っていたのだが、より忙しいとはどゆこと?でも休出もしてるし今日はまあいいや、ということでいっちゃった。
曲目は、前半はチャールズ・ウェザビーがヴァイオリンソロの曲。ラヴェルのツィガーヌ、レシュノフのヴァイオリン協奏曲(日本初演)である。ごめん、レシュノフのヴァイオリン協奏曲は一部気を失いました。いやあ疲れが溜まっていることにしておこう。曲はところどころ良いのだが全体としてはゲンダイ曲はどうも最近肌にあわない。
ワーグナーのジークフリート牧歌、R.シュトラウスの死と変容は広上淳一氏の指揮があっている曲なのかな。R.シュトラウスの曲では恥ずかしながら「死と変容」が一番好きなのだ。で、今回の指揮を見ていて、激烈な金属の様な死の苦痛の部分と絹のような柔らかさの思い出の部分が交互に来るんだっけと思い込んでいたんだが、もう絡まりあってることに気づきました。うーん、今まで何聴いているんだか。
広上淳一氏のタクトは上手ですね。小柄だけど精一杯に表現しているのがR.シュトラウスの交響詩なんかにはぴったりです。ちょっと日本のロリン・マゼールみたいかな。また聴きに行きたいです。