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September 07, 2007

●QED -flumen- 九段坂の春

book-QED-08.jpgいやあ、私もなぜかQEDだけは続くなあという感じですが、 とりあえず読んでいる。今回は連作短篇集で主な人物の若い頃の話。「QED -flumen- 九段坂の春」 は、うーん、まあ私的には歴史の謎とか民俗学的な部分は好きなんでまあまあかな、と思うが一般にはつらいかもしれん。キャラものであるのは確かなのだが、最近御名形とか 新しいキャラ登場!といってもあんまりタタルくんと変わらないしなあ。。。

事件については、私はこの程度でよいと思うのですよ。所詮事件なんてこの話を読ませるためのえさなんだから、まあどうでもよいのです。歴史ネタ・民俗ネタとしては今回はけっこう京極夏彦とかぶった領域なので、さすがにその部分では京極堂の方に分があるかなと思った。

そういえば御名形史紋クンの「毒草師」は面白いのだろうか?

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