●妙心寺、仁和寺
実は先週も歩いていて、自宅(堀川御池付近)から北白川まで歩いたのですが、まああんまり見るものもなく歩くだけなので載せませんでした。元田中の田中神社で秋祭りだったりせっかく一乗寺までいったのでラーメンを神座で食べてきたくらいで。その後北大路をずっと西に向かいカナート洛北でお買い物、地下鉄北大路駅まで歩いたのでした。でも鴨川沿い(荒神口から出町柳あたり)は気持ちよかったですよ。
で、今回は西に向けて歩きます。お昼はいってみたかった「かれいはうす沙羅」でホリデイランチです。押小路通りを歩いて二条城を通り過ぎて美福通りを少々北へ。千本通りへでると天下一品がありますがその手前に「かれいはうす沙羅」があります。ランチは野菜たっぷりカレーでよいのだがヒレカツが3枚も。。。ダイエット中なんですけど。ちなみにカレーはスープカレーのようにさらさら系。これから歩くには胃にもたれずによいかも。また写ってませんがスープとコーヒーなどもつき満足ですわ。
で、千本通りを北に行くと出世稲荷があります。このあたり聚楽第のあったところであります。出世・・・まあ、関係ないし。
で、丸太町通りを西大路を越えてひたすら西に歩いて妙心寺へ。JRでいうと花園駅の手前ですね。妙心寺はとにかくでかい・・・つうか広い。妙心寺は花園上皇が発願、1342年に開山したらしい。応仁の乱で一度焼失したようですが、その後また持ち直したらしい。とにかく広いぞ。一大お寺テーマパークみたい。金沢とかお寺とかもあるけど、こういう規模のはないからねえ。
妙心寺の塔頭のひとつである退蔵院をみます。左は元信の庭とよばれる枯山水の庭園は狩野元信作です。右は余香苑(よこうえん)で造園家の中根金作が作庭した昭和の作でありますが、またーりとするにはとてもよいです。室町も昭和も関係なし。ま、歴史もあり竜安寺石庭ばかり有名ですが、ここらでゆっくりしてもよろしいかと。 なお初期水墨画の代表作の一つである瓢鮎図も所有ということで模写が飾られています。
北門から10分ほど歩くと仁和寺へ。御室御所とも呼ばれ、真言宗御室派の総本山であります。宸殿から南庭には右に橘、左に桜です。 中央の写真は北庭。多くの人が座り込んでぼーっと眺めている感じがよいです。ずーーっと座り込んでいる人もいますな。一部色づいてきているようです。白書院と黒書院もみてまわったのですが、うーん、デジャブ?そう、嵯峨御所といわれた大覚寺とつくりが似ているんですな。ほんと似てるわ。
金堂は、慶長18年(1613年)に建立された旧皇居の正殿・紫宸殿を寛永年間に移築したものだそうで、国宝であります。五重塔も江戸時代のものです。 見終わる頃には16時30分。。。もうすぐ日が暮れようというかんじです。昼は暑いけど、日が翳ると急に寒い季節になってきました。その後は太秦を越えてまた天山の湯まで歩いて一風呂あびてバスで戻ってきました。