●悪魔はすぐそこに
本を読めていません。ブレストンの時空迷宮にはいったまま停滞中。。。なので、それはおいておいて少し軽めのものに逃避する。 D・M・ディヴァインの「悪魔はすぐそこに」を読んだ。D・M・ディヴァインはどこかで聞いた名前だなあと思っていたら現代教養文庫でいくつか出ていたのだなあ、いや読んでいないけど。
で、クリスティが絶賛した技巧派 ということなんですが、まあまあおもしろかったかも。でも犯人わかっちゃうんだよね、結構早くから。なんで、2度読むべき。。。というのが、最初からそういう目で読んでしまうんで、そのあたりがいまひとつかなあ。。。まあ気分的なものもあって、犯人がわかっても楽しめる場合もあるんだけど、驚かそうとしているものだとちょっとね。こういうの慣れちゃったからかなあ。それでも大学ものはやはり変人がおおくておもしろい。洋の東西を問わず大学教授はXXXということだ。
でも、推理小説以外の要素もそれなりにはおもしろいので、他作品がでたら読んでもいいな。ただちと通俗っぽくなりすぎるきらいがあるので、体調によってはもたないかもしれない。さて、ブレストンに戻るか、他に逃避し続けるか?