●ラフマニノフのピアノ協奏曲第5番
なんか下に書いたほうが見やすいのか横に書いたほうが見やすいのかそのときの気分しだいで。。。
さて、NAXOSは廉価盤価格で驚いたものですが、ブリリアントは超廉価盤とでもいいましょうか自ら新規録音はせずに他のかつての原盤の権利を買って格安でセット物を販売しているわけですが、中にはASVのものなどおもしろいものもあります。最初はバルシャイのショスタコの交響曲全集あたりで目をひいたわけですが、マルトゥッチの管弦楽曲集などASVのころに正規に買ってたよなあ。。。
そんなブリリアントから正規の価格のCDが。。。ラフマニノフのピアノ協奏曲第5番・・・そんなのありましたっけ?
実はラフマニノフの「ピアノ協奏曲第5番」ではなく、「交響曲第2番」を「ピアノ協奏曲」に編曲するという企画なんですね。アレクサンダー・ヴァレンベルグによる編曲はほんとに「ピアノ協奏曲第5番」であるかのような濃厚な浪漫を感じます。つうかもともと交響曲第2番の世界がそのような浪漫だからでしょうか?
交響曲第2番から第1・3・4楽章をピアノ協奏曲に編曲していますが、2楽章からも一部取り入れられているようです。もともとの交響曲第2番自体だらだらと聴いていて覚えていないので、急に聴き比べしたくなり、P.ヤルヴィ&シンシィナティSOのものを買ってしまいました。東京にはヤンソンスの全集があったはずなんだけど。
原曲主義の人にはだめでしょうが、ラフマニノフ系ピアノ好きの人にはお薦めであります。。。でもブリリアントで正規価格かあ。。。