« スペイン交響曲(ただしヴァイオリンとギターだ) | メイン | 長岡天満宮と松尾大社 »

April 24, 2008

●10番がいっぱい

CD-Mahler-Harding-10.jpgCD-Mahler-Noseda-10.jpgCD-Mahler-Sieghart-10.jpg

10番全曲盤といえば昔はげてものの類だったんですが、いまや当たり前になっちまいました。この2ヶ月で3つもでるとは。。。ついでに今年購入したマーラーの棚卸。 AMAZONにないものはHMVにリンクしておきます。

ハーディングはなんとウィーンフィルでDGです。そーか、DGって10番の全曲盤はなかったのね。期待していたほどにはとがってない感じ。ちょっとDG、ウィーンフィルに期待しすぎたかな。いまひとつ、おおっというところがない。将来の名盤1000をめざしているのでしょうか?

ジャナンドレア・ノセダ指揮+BBCフィルハーモニックはシャンドス盤ですが、最近シャンドスのCDをそれほど買っていなかったので、ノセダ知りません。 でも全体的には良い演奏だと思う。ちょっとオケが弱いかもしれんが、同時に出たハーディングのウィーンフィルと比べたらかわいそうかも。

ジークハルト&アーネム・フィル のうりはもちろん、サマーレ&マッツーカ補筆完成版ということです。 うーん、違うけど私は異版には弱い、つうかなんにも覚えていないので、これもティンパニはいらんかも、くらいにしか思わないのであった。やはり版の相違よりも演奏のほうが大切なのであった。ちょっと切迫感というか聴かせるところが弱いと思われ。で、2枚組4200円は高いと思われ。金子建志氏の解説は超細かいので、こういう異版ファンは買って損はないと思います。

で、やはり私にとってはギーレンのものがまだマイふぇばりっとである。ウィン・モリスの巨大なXのジャケットがなつかしいずら。

CD-Mahler-Gergiev-06.jpg CD-Mahler-Haitink-06.jpg

6番対決は同時にゲルギエフ&ロンドン響 VS ハイティンク&シカゴ響である。スピードはゲルギエフの圧勝であるが、好みから言うとハイティンクかな。遅いけどみっちりと音楽が詰まった感じです。2,3年前まではハイティンク嫌いだったんだけどな。コンセルトヘボウでは支えきれんのじゃろか。ゲルギエフは、おもしろいんだけど、まあこんな感じですかね。続いて1番もでるのだが、どうしようか考慮中。

CD-Mahler-Zinman-04.jpg

ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 は順調に4番です。録音は確かにすごくよいのだが、演奏がさらさらした感じなので、気分の乗らないときには耳の上で流れちゃうかんじ。でも続けて買うんだろうなあ。

CD-Mahler-Rattle-09.jpg

ラトル&ベルリンフィルは第9番。最初のフレージングでの音の切り方からして、えー、イヤだーって感じだったんですが、すぐに慣れちゃいました。5番では許せなかったんだけど9番では曲の間口が広いのかなあ。これはこれでよい演奏です。でも9番は石を投げれば名演にぶつかる状態なのでやはり曲がすごすぎるんだと思う。

CD-Mahler-Bertini-05.jpgCD-Mahler-Bertini-06.jpgCD-Mahler-Bertini-09.jpg

上記4,6,9番とかぶるのがベルティーニの過去のライブ盤である。発売は去年暮れだが、私が買ったのは今年なので書いておこう。EMIの全集よりは音も良くてよいんじゃないかと思う。ライブの傷はあるけれど、よいです。

カラヤンの交響曲集も買ったし、なかなか買いすぎではある。が、まだシノーポリの第4番とか出ているのだよ。どーする?

コメントする