●クラシック・ミステリのススメ
エディション・プヒプヒ発行の「クラシック・ミステリのススメ」を入手している。国書刊行会の世界探偵小説全集以来増えているハードカバーでの翻訳クラシックミステリの紹介本といいましょうか。最近やはり忙しいので、ぱらぱら見て楽しむにはよい。このBlogに載せてきているように、もちろんそれぞれのシリーズは知ってはいるけど、いい加減に購入しているので当然持っていないほうが多い。また書評というのは自分の感想と比較してうむうむとかえーっとかおもいながら読むのが楽しいです。
だいたいこのあたりのはサイコとかサスペンスとか「でない」ことが私には重要なので(もちろん一部サイコ的であったりサスペンス風味があっても本質がミステリであるということ)、次に読む作品を選ぶにもよいし、藤原編集室のインタビューもよい。最後のおすすめのホシマークは少々意見が異なるものももちろんあるんだけど、「このミス」「本ミス」よりは私向き。。。そういえばどちらも2008は買わなかったなあ。
論創社や長崎出版は下巻のようだが、グラディス・ミッチェル、マイクル・イネス、ナイオ・マーシュがもっと出るといいなあ。