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July 06, 2008

●ザ・マジックアワー

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とにかく暑い。まだ7月のはじめですが、関西は熱帯ですなあ。昼はとろけるので、映画館に逃避することにした。どれにしようか考えたんだけど、観ておきたかった「マジックアワー」に決定。昨日の夜「ナイトウォッチ」をDVDで観なおしたので、今日は重いのは嫌だ、ということで。金曜の夜から昨日まで東京往復してきてちょっとお疲れ気味であるのだ。しかも暑さは一層身を蝕む。

久しぶりにBiVi二条のほうへきた。最近映画にしろ寺町通りのほうへむかうことが多くなっていたのだが、配給の関係だろうけどMovixではやってなかったからです。で、昼はサラサ3で昼食、終わってからは、前から寄ってみようと思っていたカフェの雨林舎でぬるむ。トーストにブラックオリーブペーストをぬったものとアイスコーヒーなのだがトーストの名前は忘れた。いやしかし、本当に夏である。

で、三谷幸喜さん、なかなかはずさないおもしろさである。前の「有頂天ホテル」はちょっとテンポがはやく詰め込みすぎ感もあったので、このくらいが良い感じだ。まあ小ネタの連続が中心である前作と、小ネタも多いけど起承転結きちんとつける今作のつくりの差も大きいかもしれない。またカット割りもちょっと凝っていて、「映画」の映画でもあるからだなあ。

佐藤浩市さんのオーバーな演技がまた含み笑いをしてしまうほどおもしろい。ナイフなめなめは最高です。また、ほかの役者も芸達者の人がでていてうまいと思った。綾瀬はるかさんはもうほんの少し、とも思うが支配人一途でよい。香取信吾さんは顔見世程度がだが、役者としてはあまりうまいと思わないのでこれでよいのではとも思う。

もう封切りからけっこうたっていると思うけど、観客は多かった。でも確かにこれは本当におもしろかった。また映画内映画なども凝った配役で、どこに誰が出ているかも含めてもう一回観てもよいなあ。

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