August 31, 2008
August 28, 2008
●マイナス・ゼロ
書店でみていると広瀬正の「マイナス・ゼロ」が復刊されていた。「エロス」や「ツィス」なども復刊されるらしいので、この際全部もう一回買っておこう。昔読んだのは高校か大学の頃か忘れちゃったんだけど、すんごく面白かった記憶だけが残っていて、登場人物や時間の関係はまーったく覚えていない。でもタイムパラドックスもので、ほぇーと思ったものだ。。。カバーも同じだった気がするが。
三冊の中ではやはり「マイナス・ゼロ」かな、という気もするが、「エロス」「ツィス」もそれなりに捨てがたいなあ。また、実は短編集の「不思議の国のアリス」や「T型フォード殺人事件」が好きだったりする。でもやはり昭和へのノスタルヂアで「マイナス・ゼロ」かな。そういうところは奥泉光の「グランドミステリー」を思い浮かべる。
広瀬正の本は読んでいたわけだが、読んでいない本でも、ジーン・ウルフの「新しい太陽の書」も復刊されたので4冊買ったかと思うと、小畑健さんの表紙で5冊目まで出すとは・・・。でも私は復刊されるだけでよろこんじゃうので、広瀬正全部ともう一回「新しい太陽の書」5冊も買うのだ。(読むのだと自信もってかけないのが悲しいね)
August 24, 2008
●日記のようなもの
ちょっと雑記で。うーん、このBlogもほぼ5年。。。だらだらと続いているなあ。
今日はもう久しぶり、思い出すこともできないくらい久しぶりに涼しい気がする。。。つうか雨ですが。しかしこの7月8月はたとえ雨でも30℃以上を保ってきたわけですが、今日は気温が上がらなかった。いやあ、本当に今年は、私は暑さにはだめです、北海道にでも住みます、でも手に職はないので宝くじでもあてないと移住できません、などと溶けかかった頭で仕事のことは考えずにそんなことばかり考えていた夏であった。8月は週末毎に東京、金沢、東京と移動し続けたのだが、まるで火雷神の怨霊がとりついているかのごとく、いけば暑く帰ると涼しくなっているという大殺界を地で行くような状態である。
今日で真夏日の記録は途切れたのだろうか。で、この週末は京都なのだが明日は仕事で、やることは本日中にということで、洗濯などした後、大阪梅田まで出てみた。そういえば半年以上大阪へは行ってないな。
August 17, 2008
●京都Cafe紀行
暑くて京都的な活動はしていないのだが、少しは京都でのことも書いてみよう。最近、追記まで書くようなこともなく、ほんの短い感想というか走り書きばかりだったのだが。
本当なら昨日だよなー。なんせ昨日は大文字なんだから。でも、湿度が高い中歩く気力もなく、大文字に火がつく頃には四条寺町の Mr. Young Men で、お好み焼き+焼きそばのヤングメンランチを食べていたのであった。ここは昔、15年前に住んでいた頃にもきてたなあ。。。
でも写真は今日のお昼の「Ha-Ha apartment+cafe」 でハンバーガーなのだ。というわけで、京都で私がいくカフェについて書いてみよう。つうか街中の決まったあたりしか知らないのだが。。。
●ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
あー、休日の5日間が終わってしまった。暑いしこのままひきこもりたいノウ。
で、休みのうちにということで「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」を観てきた。今度は中国ですよ。
まあ、おもしろいといえばおもしろいんだけど、ちょっと脚本をもう少しなんとかしてほしいなあ。ジェット・リーが皇帝はよいのだが活かし方がもったいない。ドラゴンは完全に西洋ものだし、あんまり他の生物だすよりミイラに限ってほしいのだが、なんか散漫とした印象である。映像にスピードはあるのだが、逆に何が起こっているのかもよくわからないので、うーん、ロブ・コーエンだめじゃん。
娯楽ものだからどうでもよいつうのはあるが、もう少しなんとかしてほしいなあ。。。
August 15, 2008
●タナスグ湖の怪物
東京は少し涼しいかと思えば、私が戻るのにあわせて暑いとは。。。で、本を読む気にもなれず、だらだらと読んでいますが、グラディス・ミッチェルの「タナスグ湖の怪物」を読みました。うーん、グラディス・ミッチェルを3ヶ月で2冊も読めるとは、ちょっと幸せ。
でもまあいつものごとく普通の推理小説好きの人には向かないかも。。。と書くのももういつものことかも。ブラッドリー夫人とローラとサリーの会話を楽しむシチュエーションコメディーでございます。今回のお題は「恐竜がいたら・・・」ということで。
結局誰が犯人でもよいようなかんじなんだけど、それは前に読んだ「ワトソンの選択」と近い。というか、そういう作風なんだね。この作品は1974年のもので48作目、その後も1984年までブラッドリー夫人ものは66作もあるのだ。もっと読みたーい(勿論推理小説というよりはウッドハウスのようなもんだ)。そうそう、なんかブラッドリー夫人もやさしくなってミス・マープルみたいだな。
August 10, 2008
●探偵小説のためのヴァリエイション「土剋水」
August 03, 2008
●スカイ・クロラ
というわけで今日も死ぬほど暑いのだが、4日間休める最後なので続けて「スカイ・クロラ」を観にいってきた。うーん、押井守映画でこんなに人が入るとはうそみたいだ。。。 でも昨日見た「ダークナイト」よりはまだカップル向きだった。
なんせ最初の戦闘シーンから凄い。空中の密度とは対照的に地上ではゆるくあいまいな時間が過ぎていく。。。押井映画にしては見やすいわかりやすい感じではあったが、それはそれでよい。もちろんどのパーツも昔あったなーという感じだし、このゆるさは「ケルベロス 地獄の番犬」的?
川井憲次さんの音楽も泣けたよ。画面をたんたんと抑えて音楽で泣かせているともいえるなあ。でもなんつうか企画の関係かエンドクレジットの主題歌が絢香で雰囲気ぶち壊しでひどかったなあ。いや曲単独では悪くないけどエンドクレジットはちょっと。イノセンスのときのフォローミーはまだ許せたけど。。。静かにサントラのエンディングテーマで終わってほしかった。。。そうそう、エンドクレジット後にも重要なカットがあるので、最後まで席を立たないように。
August 02, 2008
●ダークナイト
2日ほど夏休みで東京へ戻って久しぶりにオフィスに顔を出したり。東京は涼しかったが、京都へ戻ると即座に溶ける。夕方でも暑いので映画にでもと思ってスケジュールを見てみると、「ダークナイト」が先行上映されていたので観ることにした。うん、「スカイ・クロラ」も公開かあ。。。明日にしよう。
「ダークナイト」。。。バートン版に比べると、すべてを滅殺し精神を滅ぼしつくすくらい暗いです。カップルで行くには注意しましょう。それにしても、バートン版という言い方は「千夜一夜物語」みたいでちとおもしろい。