●タナスグ湖の怪物
東京は少し涼しいかと思えば、私が戻るのにあわせて暑いとは。。。で、本を読む気にもなれず、だらだらと読んでいますが、グラディス・ミッチェルの「タナスグ湖の怪物」を読みました。うーん、グラディス・ミッチェルを3ヶ月で2冊も読めるとは、ちょっと幸せ。
でもまあいつものごとく普通の推理小説好きの人には向かないかも。。。と書くのももういつものことかも。ブラッドリー夫人とローラとサリーの会話を楽しむシチュエーションコメディーでございます。今回のお題は「恐竜がいたら・・・」ということで。
結局誰が犯人でもよいようなかんじなんだけど、それは前に読んだ「ワトソンの選択」と近い。というか、そういう作風なんだね。この作品は1974年のもので48作目、その後も1984年までブラッドリー夫人ものは66作もあるのだ。もっと読みたーい(勿論推理小説というよりはウッドハウスのようなもんだ)。そうそう、なんかブラッドリー夫人もやさしくなってミス・マープルみたいだな。