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September 16, 2006

●同志社大学MC第13回東京演奏会

風邪がなおっていませんが、東京にいます。今日は同志社大学MCの東京演奏会にいきました。あいかわらず聴くの半分、買出し半分。今回はカルリーニの幻想曲「戦場の花」のスコアをゲット(前回はボルツォーニの序曲「神の御心のままに」をゲットでした)。

後ろに座った馬鹿学生が遅れて入ってきて演奏中に話したりしているので、今日も私の気分は悪い。

さて、1部は、ジュディチの「3楽章の組曲」が聴きたかったし、なかなかおもしろい。スコアは持っていたはずだなあ。。。ただ、最近の気持ちとしては、マンドリンに合うのはアレグレッティの曲ぐらいがちょーどよいんだよね。演奏ですが、どうもまだ指揮者のリズムが短調、もとい単調かな。例えば「3楽章の組曲」の2曲目の中間部のリズムがまた復活する前の部分は、対照的にくずさないとおもしろくないかも。

2部は、1楽章のリズムが聴いていて気落ち悪かった。特にソロの速いパッセージでリズムが狂うと聴いていて気持ち悪くて仕方ない。音をごまかしてもまずリズムが優先でしょう。3楽章はその点リズムが気持ちよく、例えソロが聴こえなくても気もちよかった。

3部はまずベッリーニの歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」序曲が気持ちよく、マンドリン合奏では、こういう演奏を聴きたいものだと思った。一方、ポッパーの組曲「森の中で」よりⅤ“秋の花”、Ⅵ“家路”は申し訳ないけど、何がよいのかよくわからん。どうもポッパー嫌いかも。ソロがうまくても、どうしても脳内でチェロと比べてしまうのでいかんともしがたい。曲もちょっと僕にはだるい。だいたいマンドリン類は楽器単独の魅力としてはヴァイオリン類には負けるわけで、なんでこんなにソロの多い曲を入れるのか不思議ではある。3倍弾けてやっと聴者的に五分という感じじゃなかろうか。。。

だいたい今日はボッシの「交響的組曲」よりⅢ“祭”を聴きにきたようなもんである。というのはこのBlogで、「Bossiを聴いてみよう」で書いている通り、わたしゃボッシファンである。だってボッシの曲は日本では聴けんよ。というわけで私もなぜか持っているオケのスコアをなでなでしながら聴きましたよん。ボッシはあいかわらず渋いが、しかし良い!でも1,2曲目は11月の京都での定期演奏会で、ですか。。。とほほ。つうかそのときは京都にいるんで、きっと行くんでしょうなあ。でも金曜日の18時かあ。。。

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