●怯える小鳥
最近は文学よりによっていて、今日もフラン・オブライエンの「ハードライフ」とエリアーデの「幻想小説全集第3巻」を購入してきました。破産の予感。
さて久々に曲を公開です。G.フィリッパの「怯える小鳥」です。ダウンロードした方はぜひ掲示板にご記帳を。
最近は文学よりによっていて、今日もフラン・オブライエンの「ハードライフ」とエリアーデの「幻想小説全集第3巻」を購入してきました。破産の予感。
さて久々に曲を公開です。G.フィリッパの「怯える小鳥」です。ダウンロードした方はぜひ掲示板にご記帳を。
テンシュテットが1998年に死去してはや7年。当時あんまり聴いてなくて(EMIが好きでなかった)、最近マーラー全集などで購入して良いなあと思っていたんだけど、どちらかというと落ち着いた感じかと思っていた。今回協奏曲をいろいろと聴きたくなってブーレーズ指揮のバルトークのピアノ協奏曲集やカバレフスキー、ハチャトリアンの協奏曲などを購入したついでに目にとまったテンシュテットの「プロコフィエフ交響曲第5番」バイエルン放送交響楽団1977年のライブも購入してみた。
プロコフィエフ交響曲第5番は結構いろいろ買ってきたのだが、オビに短しタスキに長しで自分にとって不満が多い曲なんだけど、うーん、もう一回だけ勝負してみるか、、、いや、こいつはすごいです。うーんとっても満足しました。というわけで今回はこれを大推薦しておきたい。いや、このBlogは推薦コーナーではないんですが。。。バルトークのピアノ協奏曲集もすばらしい演奏なんだけど、今回はやはりテンシュテットだ。おかげでこのシリーズで出ていた「ブルックナー交響曲第3番」「モーツァルト交響曲第32番第1番、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲」も買ってしまったのだった。Amazonにはのってないみたいなので、HMVの紹介へリンクしておきます。
「シシリーは消えた」に続いて、バークリーの作品を読んでいる。といってもバークリー名義ではないのですが。A.B.コックスの「プリーストリー氏の問題」です。A.B.コックスはアントニー・バークリーの本名のはず。いくつか小説もあるようで、「シシリーは消えた」も最初はA.B.コックス名義で新聞連載されたとか。
で、「シシリーは消えた」はまだ推理小説の範疇なんだけど、「プリーストリー氏の問題」はもはや推理小説ではなくスラップスティックみたいな感じなんだけど、でも推理小説を思い切りパロディ化しているから、やはり読者層は似たところなんだろうなあと思う。で、こちらも大変面白かった。最近のように殺伐としていないのがよい。
空いている日がないので(日曜日は出社予定)、昨日の予定で秋葉原の Amulet で iBookG4 の HD 換装を予約していた。昨日その予約と他に発送する荷物などあり外を出回りましたが、寒くて死にそうでした。昼前に外出ると雪らしき後がちらほら。日にち変えたいけどいろいろやること詰まっているから、自らがんばれーということで出回りましたが、風邪ひいたんじゃないだろうか?
アントニイ・バークリーを読むのは楽しい。構成も出てくる人間も会話もひとひねりある感じが好きだー。そうはいってもまだ「ロジャー・シェリンガムとヴェインの謎」や「絹靴下殺人事件」が積ん読状態のところで、「シシリーは消えた」とA.B.コックス名義の「プリーストリー氏の問題」の2冊追加。うーん、溜まっていくねえ、、、しかも全部ハードカバーだし。とりあえず幻だった「シシリーは消えた」から読んだけど、いつものバークリーで楽しかった。こういうのが好きだなあ。
読書録のほうには推理小説は入れてないんで、まあその場限りの記録ということで。私はバークリーでは「最上階の殺人」「ジャンピング・ジェニィ」といった壊れた作品が好きなので、推理小説をパズル要素のみでは全く読んでいないこと前提の評価になります。
読んでいる途中の本を持ってき忘れたので、帰り道に手軽な文庫を買って読み始めたのだが、けっこう面白かったので夜に最後まで読んでしまった。それは明石散人の「二人の天魔王―「信長」の真実」という本で、信長は現在人気があるほどの独創的でもなく、まあ普通の戦国武将だったという話なんだけど、それなりに納得したり。
昨日 iBookG4 を起動したまま外出して、帰ってしばらくしてからみたらうんともすんともいわず固まっていた。しょーがねーなあと思いつつ電源入れなおして再起動したら立ち上がらないっす。弱っちい回転音からしてHDが死んでいるらしい。うーむ、こんなに一発で逝ったのは久々です。Mac mini や PowerBook に心が動いていた俺が悪かった。でも、1年半でこんなふうに死んじゃうと、より一層心動かしちゃうよ。バックアップ取る暇無し。他は良いのだが「ローラ」序曲を3/4ほど入力していた分は涙がでるなあ。
最近ロシアものに傾いている。音楽はステインベルクの交響的前奏曲とかカバレフスキーのピアノ協奏曲とか。読み物ではブルガーコフとかナボコフとか(ロシア時代の短篇ね)。その流れというわけではないのだが、ヴィクトル・ペレーヴィンというロシアのSF作家の短編集「眠れ」を読んだ。これはおもしろかった。
ロシアものは全く詳しくないんだけど、ペレーヴィンはブルガーコフ、ストルガツキーの流れにつながるロシアン・ファンタスティカの継承者ということでよろしいか?始祖のゴーゴリも読んでおかないといけないなあ。。
週末は土日とも仕事してたりなのだが、日曜の夜に溜まっていたアニメの「Last Exile」をやっと見終わった。TV東京で放映していたのは一昨年で、なぜ今ごろかというと昨年末にUSでのDVDリリースが完了したからです。すなわちUS版を購入しています。
全巻購入してしまったのだが、私はオープニング曲である Cloud Age Symphony が好きなのだ。で、O.S.T.も購入しているので、そのCDのほうをだしておきます。もっともオープニングとエンディング曲以外は、まあ普通のちょっとワールド系のサントラなのだが。なぜDVDをださないかは以下に。
ViretualPC6.1を入れていたんだけど、iBook G4-800 では遅すぎてほとんど使わなかった。画面周りが速くなったという話も聞き、ViretulPC 7.0 のアップグレードを購入してきた。
なんで使ってなかったVirtualPCかというと、今年は囲碁関連もなんとかしたく、棋譜を見たかったのです。Mac OSX では Stones とか Goban とか気に入ったんだけど、SJISをうまく表示してくれない。また、持っている「囲碁古典棋譜全集」を見ようと思うとやはりWin環境が必要なのだ。
ロシアというかソ連の文学作品は、トルストイやドストエフスキーを遠い昔に読んだのを別にすると、ストルガツキーしか知らぬ。そのストルガツキーの「滅びの都」を購入したついでにオビ文句がおもしろそうだったので、ブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」(上・下)も勢いで購入。でも分冊ではちと高価ですぞ。
最初からそちらに挑戦しても良いが、読みやすいところからいきたいなーというのもあって探したところ、岩波文庫から「悪魔物語・運命の卵」という中編集がでているので、そちらを先に読んだ。知らない作家で、SFっぽいとも書かれていたので、はずれだと嫌だなーと思っていたが、全くそんなことはなく私にとっては大当たり、おもしろすぎる。