February 26, 2007
February 25, 2007
●カフカ短篇集
今年はほとんど海外文学的なものは読んでいないんですが、ま、ちょっとゼーバルトでも読もうかと思ったが、そのためにはカフカよんどかなきゃ、というわけで(いやゼーバルトのなんでも、というわけではないですが)、カフカ短編集を読んでみた。つっかカフカ読んだのは高校の頃でもう忘れてます。短篇集はいくつかは読んでたかなあ。。。もうすべて忘れています。
で、その頃どう感じたかすら忘れているけど、いま読むといろいろおもしろいなあ。不条理は不条理なんだけど、幻想風味だったり皮肉っぽかったり。今読んで思うのは、こんなの高校生で読んでも全部はわからんわなあ。いや、いくつになっても全部はわかりようはないわけですが、昔は小説って言いたいことが決まっているように思っていたりしたわけです。もういまじゃ、解釈つうか感じ方は個人の問題だしそれも経験や体調でも変わるし、いえいえ、そのたびごとに新しい発見がないとおもしろくないわけであります。
開かれた小説空間、閉じない物語世界がいとおかし。
February 18, 2007
●ULTRASONE PROLine750
持ち歩いているヘッドフォンはEtymotic Research ER-4Sをずっと使っているのですが、どうも慣れるとなかなか替える気になりません。そうはいってもそろそろ浮気心も出て、他のものも聴いてみたいという気になっています。手持ちのSENNHEISER HD580 はオープン型なので外では使えず、ULTRASONEの iCan も音漏れ多くちょっと不満。SENNHEISER eH2270 を使うのはあるが、まあ SENNHEISER ばかりというのもということで。。。 もちろんSTAXは持ち歩けず。
密閉型のものを探していたのですが、候補としていた JBL Reference 410 は期待していたんだけど、試聴したところぜーんぜんだめ。低音ばかりでなんじゃこりゃ状態でした。ER-4Sを聴いていた身としては、これが音楽用かとまったく信じられない感じで却下となりました。 で、ULTRASONEの iCan で痛い目にあってたんだけど、PROLine750を購入してみました。
February 17, 2007
●どろろ
今日は晴れていたら北大路Vivreから大徳寺、今宮神社のほうへと考えていたが、昼からも雨。なので、北大路Vivreのみ回ってきた。地下鉄駅のすぐ上なので河原町のほうへでるよりは買い物には良いのかもしれないと思ったり。で、次は地下鉄で二条駅のBiviへ。こちらへきた当時はけっこう行っていたのだが、最近三条寺町のほうへでることが多いので、縁遠くなっていたのです。で、「どろろ」。
人を呼ぶための際物かとも思っていたんだけど、けっこう面白かった。妻夫木くんがかっこよい。妻夫木くん萌え。ただ、やはり不満もそれなりにあるわけで。。。
February 15, 2007
●これで納得!よくわかる音楽用語のはなし
クラシック系の音楽にやっていれば音楽用語とは離れられず、マンドリンなどであればより一層イタリアーの!なわけですが、じゃ Allegro って何よ、速いだけですか、というわけでございますよ。クラシック音楽ではベートーヴェンあたりからドイツが音楽の保守本流みたいなイメージがありますが、やはり一番形ができて盛り上がったのはイタリアなわけで、音楽用語はイタリア語のものが多いわけです。
しかーし、日本では、Allegro = 速い、tempo 120 みたいに教えられちゃうのですが、実は各用語は速度の言葉ではないのですね。Allegro は「明るく」「陽気に」「楽しく」なんだぞ、といろいろな用語が、実はイタリア語でこういう意味なんだーと目から鱗が、耳から幽体離脱できる本がありました。前にも書いた関孝弘さんの「これで納得!よくわかる音楽用語のはなし」は音楽用語の意味やその用語を使った有名な曲 の紹介があったり、イタリア語入門としても楽しいよ。
楽譜読む人は持っていたほうが良いと思いますが、最近の作曲家がその語感を意図して入れているかは・・・別問題だな。
February 12, 2007
●シャイーのシューマン交響曲(マーラー編曲版)
最近ストレス発散のCD買いが増えている。木村カエラの「Scratch」も購入したのだが、それはさておきマーラー増殖中。「毎週マーラーを買う男」として連載しようかとも思ったが、もっと持っている人がたくさんいそうだし、すぐくじけそう+書く内容もワンパターンになりそうなのでやめ。
さてマーラーではないのだが、ひさびさに買ってよかったーCDでは、シャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のシューマン交響曲第2番&第4番(マーラー編曲版)に感動したよ。シャイーはコンセルトヘボウで日本ではいまひとつ人気がないみたいだが、おいらはハイティンクよりは好きである。このシューマンがいい!マーラー編曲版だからというわけではなく、心底演奏が良いと思った。
February 07, 2007
●夏期限定トロピカルパフェ事件
February 03, 2007
●墨攻
久しぶりに映画を見にいったような気がする。正月は観なかったからなあ。「シルバー假面」とか「パプリカ」とか観たかったんですが、小劇場が多く根性なし。大劇場ではそろそろ観たい物がでてきた。、「どろろ」も考えたんだけど「墨攻」を。川井憲次音楽で選んだのではないですぞ(観始めて思い出した)。そういえば昔マンガで読んでいたなあ。。。たぶん梁城のときあたりだけど。
時は紀元前、小国の梁城は大国趙の10万の軍勢に攻められようとしていた。墨家の革離は一人で立ち向かう・・・つうか一人で立ち向かうわけではないですが、アンディ・ラウかっこよかです。ファン・ビンビンすてきです、かわいそう。最初は、さすがにこんな簡単に信頼されるんかい!つう感じですが確かにそこに時間はかけられんだろう。趙軍と立ち向かうあたりからはなかなかテンポよく、また単純にかっこよいのではなく戦争のむなしさというか悲惨さが良く出ていたと思う。勝者は誰もいないのだということか。
部屋に戻ってきたらTVの「世界ふしぎ発見!」で「中国世界遺産紀行 謎の集団”墨家”」と墨攻を題材にしたテーマで放映していた。おお、音楽も川井憲次だあ、と思ったらセブン・ソードの音楽でしたぞ。