●三月は深き紅の淵を
結局ちょっと不快なこともあって、演奏会へは行かず、今日は雨の中出社していたのであった。で、少し前に読んだ本を。
東野圭吾読み続けるのも飽きそうなのでちょっと他のものを、ということで恩田陸さんの「三月は深き紅の淵を」を読んだ。実は文庫で出た頃に購入して読み始めていたのだが、途中でやめていたらしい。いや、おもしろいのだが、どうも今回読んでみて、第二話でなんか自分的には終了感があったようだ。全部を読んでみるとよくわかることなのだが、本題は作者探しではない。。。ないのだが、当時は作者探し的に読んでいたらしい愚かな私。で、今回は「物語」愛的な部分がおもしろかった。でも第三話はちょっと悲しい。
どうも「黒と茶の幻想」「麦の海に沈む果実」「黄昏の百合の骨」 とも深く浅く関係しているようなので、読むしかないか。読んじゃうんだろうなあ。