11-foreign literatureの最近のブログ記事
やっと少しだけ涼しい。なんか久しぶりに超忙しくて気を失いかけているのですが、秋には少し回復するのだろうか。。。
秋に買おうと思っているもののメモ。
- 「ボリバル侯爵」 レオ=ペルッツ 国書刊行会 しかし秋に出るのだろうか?
- 「第三の警官」オブライエン 白水Uブックス 大きな本で持っているけどUブックスなら持ち歩けるかな。
そうそう、《本の雑誌》 10月号 〈特集=サンリオSF文庫の伝説〉 山野浩一創刊前夜インタビュー、牧眞司のオススメ度付き全リスト、中原昌也、菊地秀行、施川ユウキが綴るサンリオSF文庫の思い出、古書価格チャートなど、伝説の文庫の全貌に迫る というのがおもしろそうだ。これは忘れないようにしよう。
コルタサルの小説を読み直そうと思っている。「動物寓意譚」からの作品をまず読もうということなのだが、まとまった形では出版されていないのが残念。まずは「遠い女」から五作。この本については前にも感想を書いているのだが、今回はコルタサルのもののみを。良い本だが品切なんですよねえ。岩波で文庫本に入れてくれないのかな。でもそれならば、「動物寓意譚」でまとめてほしいな。
台風一過、少し気分も上向きですが、最近どうしても観たい映画もないので、「ダークナイト ライジング」「アベンジャーズ」「プロメテウス」あたりまで映画はお休みかなあ。。。小劇場系でもそれほど観たいと思うものがない。ウッディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」を観るという手はあるけれども。
というわけで、7月あたりの購入のためのメモ。
本
フリオ・コルタサルの「遊戯の終わり 」と「秘密の武器」が岩波文庫に入るようだ。これらの国書刊行会のものは手に入りにくいと思うので、海外小説ファンの人は手に入れておくべきかと思う。うーん、自宅のハードカバーの方を売りに出しておけばよかったかなあ。アマゾンで「秘密の武器」とか中古で定価以上では出ているけど、これで暴落か。。。岩波文庫はがんばってコルタサル全集にしてくれないかなあ。ついでに「動物寓意譚」もまとめてほしい。
レオ・ペルッツ「夜毎に石の橋の下で」 が国書刊行会から。うーん、ハードカバーだけど買うしかないなあ。そういえば、ピンチョンの「LAヴァイス」も買っておくしかないかなあ。
ブラッドベリは再販されていないのだろうか?津原泰水さんの「ピカルディの薔薇 」の文庫化を待っていたらちくま文庫ででるらしい。「蘆屋家の崩壊 」も同時にちくま文庫入りするのね。と思ったら、第三作目の「猫ノ眼時計 」がちくまからハードカバーで出るからなのか。。。うーん。。。
CD
P・ヤルヴィ&ドイツ・カンマー・フィルのシューマンの第2番が7月末頃だが、さてどうするか。序曲も入っているので買いそうな予感。この組み合わせでいくと、そのうち第4番は「序曲、スケルッツォと終曲」が入りそうなので、そちらはもう購入決定。。。いつのことやら。MTTのベートーヴェン第7番もちょっと惹かれるけど、どうなのかな。ハイティンクのマーラー第9番はもう出ているけど買っちゃいそうな予感。さすがにベートーヴェンやマーラーはむやみ購入する気力はなくなっている。富田勲の「月の光 Ultimate Edition 」はどうするかなあ。。。ドビュッシーイヤーだからか。新録が2曲入っているってずるいじゃん。NAXOSからはグレツキのものが出ている。好きな曲も入っているのでこれも買うかも。
物覚えも悪くなってきたので、この冬の買うかもしれない本やDVDをメモしておく。持っているので買わないけどリョサの再刊などもついでにメモメモ。
ケストナーといえば。「飛ぶ教室」とか「ふたりのロッテ」とかが有名な気がするけど、自分的には南洋を目指すスケートをはいた馬が忘れられないのだが、もう廃刊かなあ。。。と思ったら「五月三十五日」という題で出ているのであったか。同様に「一杯の珈琲から」も原題は「小さな国境旅行」なのだが、「一杯の珈琲から」としたのはしゃれた翻訳だと思う。歌のほうが先なんですよね。
まあ、一幕のちょっとした喜劇、という感じなんだけど、書かれた時代を考えると、失われていくものに、、、ということもあるのだろうか。でも、なんというか作り上げられたオペラ・ブッファなんだよねえ。コンスタンツェいいすね、男の夢物語かも。
というわけで、積んであるケストナーのユーモア三部作の残りも読まなくては。