●ケルベロスの第5の首
ジーン・ウルフの「ケルベロスの第5の首」を読みました。これは国書刊行会からの「未来の文学」として発刊。うーん、これは相当読み込まないとと楽しめませんね。叙述トリックについては、最近作品の質はおいといて新本格その他で嫌というほど見てきたのでもはや驚きはありませんが、各小説(3つの中篇からなる連作です)の主題は考えさせられるし(永遠の問題とはいってもさすがにちょっと古い気もするけど)、背景の構造がすばらしく、やはり傑作なんでしょう。
ジーン・ウルフの「ケルベロスの第5の首」を読みました。これは国書刊行会からの「未来の文学」として発刊。うーん、これは相当読み込まないとと楽しめませんね。叙述トリックについては、最近作品の質はおいといて新本格その他で嫌というほど見てきたのでもはや驚きはありませんが、各小説(3つの中篇からなる連作です)の主題は考えさせられるし(永遠の問題とはいってもさすがにちょっと古い気もするけど)、背景の構造がすばらしく、やはり傑作なんでしょう。
ジーン・ウルフの「ケルベロスの第5の首」は一応読了したのだが、いろいろ考えることが必要なのでもう少し読み直してから。さて天気が悪いですが、賃貸の契約更新のついでに「ヴァン・ヘルシング」の先行上映を見てきました。これはゴシックファンタジーファンには超お薦め。
私の100kmマラソンみたいなもんでした。へろへろになりながら、なんとか読了です。ふぃー。しかし、「鎮魂歌」の不満で発火した私のファンタジー魂は、クロウリーの「ナイチンゲールは夜に歌う」でさらに燃え上がり、その火は「ウィンターズ・テイル」で物語内のNYに引火し、都市の破壊と再生の元に見事に鎮火したのであった。あー疲れた。いやしかし現代まれに見る物語性ですね。
ゴミもたまり、オリンピックイヤーには引越したいのですが、ネットワークとかいろいろ考えると面倒で根性なし。掃除の才能がないというのはいかんともしがたいっす。なんか買いたい病はあるんですが、あんまり良い対象がない。となるといつもの電子ガジェットかしらん。
iPod mini が日本でも販売になっています。いえ、購入したわけではなく、他人のをちらと触ったのですが、前のiPodの時から音質で変わっていないようなので、ちょっと触手が伸びません。どちらかというと触手が伸びているのは、IAUDIO M3というモデルです。軽そうだ。サイズは40GBまでなんですが問題は音質ですね。クラシックに耐え得るのかどうか。。。
「池袋西武夏の古本まつり」を覗いてきました。池袋西武イルムス2F西武ギャラリーで8月17~23日に開催されています。探しているのは、海外現代文学の絶版モノや幻想文学、SFの絶版モノといったたぐいでして、今回も、おおっと思ったものがいくつかあったのですが、購入にはいたりませんでした。なかなか欲しいものにはめぐり合えません。
この木金は夏期休暇として寝てすごすのです。殊能将之の「キマイラの新しい城」を読んだ。おいおい大丈夫カーという設定でしたが、思ったより楽しめました。しかし、楽しめる人はどんどん減っていくんじゃないかと他人事ながら心配。「美濃牛」読んでいないと石動戯作はただのアホですし、「黒い仏」読んでいないとアントニオさんのことがわかんないし、「鏡の中は日曜日」を読んでいないとアノ人のことは訳わかんないだろうし。。。「樒・榁」は読まないほうが。。。
英語のみのコメントははじくようにして、再開です。現代ギター社のサイトをみたら、phpで検索できるようになっていた。LAMP環境なのでしょうか?マンドリンのCDも結構持っているほうだとは思うのですが、最近購入していません。ちょっと買うつもりのものを備忘録として memo。そろそろ少しマンドリン音楽への勝手な感想も書こうかと思っています。
クボタ・フィロマンドリーネン・オルケスター〈響~邦人作品集〉
アルテ・マンドリニスティカ(京都公演)
アルテ・マンドリニスティカ(東京公演)
どうも、あまり自己満足にすぎる Blog は嫌いなので、なんらかの情報を人に読んでもらうことを意識した形で書きたいと思っている。もちろんその中の自分の意見に関しては自己満足的かもしれないが、書き方としては読んでもらうことをある程度前提にして書いているつもり。そうすると、イラクの戦争や誘拐の話や最近の事件、株・商品相場など、まだ自分でどのレベルで書いてよいのかわからず、新製品への興味もこの夏はあんまりなくて、必然的に音楽と小説のことばかり書いている。ある意味一番無味乾燥というか誰にも毒のない話ですね。そのうちもう少し芸風を増やしたいが、今回も小説の話です。高田崇史の「QED ~ventus~ 鎌倉の闇」について。
「冬のソナタ」がはやっていても、ひねくれた私としてはそのまま見る気になんないだろ?ということで、マーク・ヘルプリンの「ウィンターズ・テイル」の上巻を読んだ。いやあこういう洒落の為にも本は積んでおくものである。本来は下巻も読んでから書くべきなんだろうけど、このすばらしさを最近は「忘れる」ので、今メモしておくことにします。
日々是音楽のほうで、プッチーニのピアノ小品からひとつ。タイトルは「小さなワルツ」ですが、後にオペラ「ラ・ボエーム」の第2幕でムゼッタが「私が街を歩くときには」とうたうムゼッタのアリアとして有名です。ピアノ小品が原曲で、その後オペラに使用されたようですが、この曲に限らず交響的前奏曲や交響的奇想曲などの旋律も後に再利用されています。
コメント・スパムを受けるようになったので、当面コメントは書き込めないようにします。まあたいしたこと書いてるわけじゃないので、問題はないでしょう。スパムメールもあるけど、馬鹿(というかクズ)は数多く存在するのだなあと実感。まあ英語じゃないんで伝わらないとは思うけど。