June 28, 2005

●誕生日の幻影

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ジュゼッペ・シルレン・ミラネージ(Giuseppe Sirlen Milanesi)はマンドリン独奏曲である「サラバンドとフーガ」やマンドリン合奏曲の「主題と変奏」で有名ですが、同時代のアマデイ、マネンテ、ファルボなどに比べるとどうも渋い印象があります。曲はしっかりしてるんですけどね。「誕生日の幻影」はそんなミラネージの小品であります。ただ、古来「誕生日の幻影」と訳されているんだけど、なぜか不明。「クリスマスの情景」とでも訳したほうがよいのではないかと思うぞ。そういう意味ではいま出すのはまったくの季節外れではありますが。

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June 27, 2005

●海のオベリスト

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C.デイリー キングは本格読者への挑戦派であるらしい。「空のオベリスト」を購入したので、それを・・・と考えていたが、どうせ読むなら前のものから読んだほうが良いよねー、と考えて「海のオベリスト」から読んだ。感想は・・・というとまあ面白いといえば面白いが微妙だ。英国的な皮肉さがないところがちょっと。巻末に「手がかり索引」があったりするんだけど、綾辻の「暗黒館」もこれでいけばいいのにと思った。

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June 26, 2005

●コンコルディア第33回

というわけで、昼に秋葉原を彷徨って、4時頃に青砥に向かったのだが、暑いのなんの、もう夏ですよこりゃ。秋葉原では時代遅れのAthlonXP2800+を購入。音楽ソフトも見てみようかと思ったがSofmapはまた配置が換わっていて、店先に他店舗の案内がないので探すのやめ。まあ一見さん相手の商売ではないということか。いいけどね。で、LAOXの楽器館へ。こちらも館内配置は変わっていた。ソフトあんまりおいてないなあ。商売にはなんないのかなあ。

さて演奏会ですが、興味のあるところだけ少し。

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June 25, 2005

●雑記メモ

本当は載せたいこともあるんだけど、最近は忙しくて何も変更していないので、メモ程度にいくつか書いておく。そのうち詳しく書くかも。

DVDは購入していた「スカイキャプテン」を見た。趣味なのでおもしろいんだけど、最後007みたいだった。最後は空中戦で終わらないとスカイキャプテンとはいえんじゃろー。まあ映画館でみるべきだったな。そのほかにも「コールドマウンテン」とか積まれている上に「ピンクパンサー」セットを購入。見る暇はないぞ。

CDはマンドリン系で「フィロドリーノ」の最新を購入。ミケーリがやはりおもしろいんだけど、難しそう。「長谷川武宏作品集Vol.1 風の三部作」も購入。あまり聴き込んでいないが、「風の組曲」はおもしろそうだ。風の軌跡はもっと旋律パートが自在に表現できるとすんごく雰囲気が出るんだろうな。ちょっと弾くのに精一杯の感じが惜しい。難曲だからね。他の曲はちょっと単純すぎるかなあと思ったが、そちらのほうがうけるんだろうか?他にはプログレではウェットン+ダウンズやその他いくつかも聴いてないなあ。ちと音楽PCの修正に手間取って、貯蔵庫整理ができていない。ウェットン+ダウンズはプログレとはいえんかもしれんが。。。

本ではナボコフの「賜物」を購入できたのでうれしい。前にブックオフで見かけながら見過ごすという大失態をやったからのう。「ディフェンス」を読み始めているけど、先に「海のオベリスト」に注力中。でもそれほど面白くはないかもしれん。

今日はコンコルディアの演奏会なので、いくかーという感じではあるが、暑そうじゃ。

June 20, 2005

●音楽PCの帰還

というわけで、復旧後改造を加えていて、結局作り直したほうが良かったのではないかとも思うが、とりあえずいろいろやった。ボーナスがもう少しあれば、ばーんと買う気になったんだけど、明細見てやめました。とほほ。

前の環境で、新しいHDをいれてWindows XPを入れようと思ったのだが、トラブル続き。すぐに途中で落ちる。で、マザーボード変更や怪しいキーボードの買いなおした。後で考えるとIDEのケーブルが133対応じゃなかったのでは?と思ってみたり。まあよくわからん。この連休でまあほとんど復旧したんだけど、やはりデータを一部失っている。最近のポンセとかバックアップとってなかったなー、まあたいした曲でもないしいいか、てな感じ。一部知人より指摘を受けていた「エジプトの幻影」第三楽章の音の間違いは、バックアップにあると思うのでそろそろ直してみよう。ついでにいろいろと修正したいし、打楽器も入れたい。

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June 19, 2005

●ペテルブルグ物語

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崩壊した自作マシンの復旧中です。

そろそろナボコフも何か読もうと思うのだが、やはりその前に読んでおくべきかなあと思って、というかまだ読んでいなかったのかということで、群像社から出ているニコライ・ゴーゴリの「ペテルブルグ物語」を読んだ。タイトルは「ペテルブルグ物語」だけど、そういう題の小説が入っているわけではなく、「ネフスキイ大通り」「」「外套」というペテルブルクを背景とした作品群が入っている。ゴーゴリおもしろすぎる。若いうちに読んでおくべきだったのだった。

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June 15, 2005

●マンドリニストの行進

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おお、5月はなんにも公開しなかった。

Edouard Mezzacapo(メッツァカーポ)は19世紀終わりから20世紀初旬の人で、イタリア生まれですがパリに出て、マンドリニスト・作曲家として活躍したようです。独奏曲やアンサンブルの作品が多く、大きな演奏会というよりは、サロン向けの音楽ということができるでしょう。「マンドリニストの行進」もそのような小品のひとつですが、音楽PC崩壊中(キーボード認識しなくなった。。。)なので、時々動いているときに復旧していたReason2.5で作成しました。

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June 14, 2005

●音楽PCの崩壊

新しいの作る金もなあ、ということで現行マシンにXPを入れてはどないだ、とXPアップグレード版を購入してきて、一応TrueImageでバックアップを残して、挑戦したら大変な目にあった。アップグレードは途中で壊れるし、復元するにもイメージが壊れているとかいいやがるし、うーん、まいった。やばいかなあ、危ないかなあと思いつつ実施すると必ずだめ、というかマーフィーは常に正しいのであった。結局Windows2000から入れなおして、音楽ソフトに関してはライセンスの再登録が必要な感じである。それが嫌だから上書きに挑戦したんだけどなあ。。。

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June 10, 2005

●邪魔をしないで

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エリザベス・ボウエンの「幸せな秋の野原」も一部読み始めているんだけど、これは英語、邦訳ともに困難な道なのでゆっくりやることにする。特に邦訳は日本語の文章としてどうよ?というのが多く、疲れまくり。一部ボウエンの流れにあるミュリエル・スパークの「邪魔をしないで」を読んだ。こちらは簡潔な文体と会話なので読みやすかった。が、内容はとんでもない世界じゃのう。スパーク萌え。

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June 08, 2005

●Apple & Intel

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うーん、TigerインストールでパワーアップしたPowerBookが出たら買い換えようか・・・とか思っていたら、Pentiumに移行の発表が入ってしまいました。さすがにそれまでは買う気にならないなあ。軽いノートMacはほしいのでもっと早く出して欲しいぞ。

で、iBookG4では何をしているかというと、VirtualPcにWindows98SEいれて、「真マスターオブモンスターズ・ファイナル」をやっていたり(Windows2000ではうまく動かないのだ)。自分でも何やりたいんだかよくわからないす。

June 06, 2005

●編集室の床に落ちた顔

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前回の「ハムレット復讐せよ」がおもしろかったので、続いて国書刊行会の世界探偵小説全集から。キャメロン・マケイブの「編集室の床に落ちた顔」を読んだ。「ハムレット復讐せよ」が正統的な推理小説の極みだとすると「編集室の床に落ちた顔」は変格的な推理小説の極みとも言える。だいたい同じころに出ているのがおもしろいし、当時の推理小説層の厚みを感じさせる。で、おもしろかったかと言えばすんごくおもしろかったんだけど、人に推薦するかといえば、うーん、できない。あまりに好みを選びそうなのである。しかし22歳で書いたのかよ。。。

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June 04, 2005

●夢幻紳士 幻想編

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夏風邪で咳がひどい。あんまり重いものを読む気になれずにマンガに逃避。高橋葉介の「夢幻紳士 幻想編」とうことで久々に夢幻魔実也くんを読む。少年編よりは怪奇編がが好きなので、今回は青年魔実也でよかった。ハヤカワミステリマガジンに連載されていたので早川書房からだけど、ちと高いかも。

今回は連作短編ということで、大枠のストーリーも少しあってよかった。