September 30, 2006

●HD取り出し

この前戻ったときに、壊れたキューブPCからHDを取り出し、まず外付けとして、重要な情報をバックアップ取りました。予想通りHDは死んでいなかったので一安心。

次に、音楽用マシンの起動HDを引っこ抜き、上記HDで起動できるようにした。もちろん毎回接続を差し替えての取り替えなどはできません。元々起動HDがリムーバブルになっていたので助かった。で、関連するドライバをかき集めて、何度も起動しなおし、なんとか単独でも使えるようになった。。。のですが、どうもDNSがうまくいかず、ネット接続ができないので困った。うーん、Pingは通っているけど、Webブラウザでアドレス直打ちでもみえない。。。Sambaはみえてるんだけどな。IPは活きているけど、TCPがうまくいっていないのかな。困ったわん。

あんまり触っている時間もなく、新PCが決まれば移行できればよいので困りはしないんだけど。一番重要だったのは、音楽CDのリッピング用だったということですね。これは音楽マシンの現行システムでもよいしなあ。

さて、次はどうしようかな。現行サーバのバックアップ用もかねてmac miniではどうじゃろか?と考えている。resyncでうまくいくのかなあ?サーバのバックアップを別にLinuxマシンで作っておいたほうがよいのだろうか?また、日ごろ使用分はMacBookでどうかなあ。音楽PC作り直すときはCore2DuoかAthlonかなど、考えているときが一番楽しいね。

September 25, 2006

●猫の手

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なんだかきちんとした推理小説が読みたくなったので、ロジャー・スカーレットの「猫の手」を読んだ。うーん、これだよ、これ。館ものはこうでなくてはいかん。隠れ通路などではなく、数十年も堆積した歪んだ世界とそこで醸造される歪んだ動機が、味なのである。 で、「猫の手」では古い屋敷に住む老富豪と、彼の財産を頼りに生活している甥・姪たちがいい味出してます。 こうでなくてはいかん。大技はありませんがなかなか決まっているぜー、というわけで星4つ。

で、うれしくなってつづけて江戸川乱歩の「三角館の恐怖」を。これはスカーレット続きなわけですが、これもなかなかおもしろかったっす。こちらのほうが乱歩が惚れ込んだだけあってさすがに凝っている気がするし、乱歩の書き方がおもしろいけど、この手のおどろおどろしさは今の私の好みではない。が、うまく翻案していることもあって最後まであれやこれやだまされたのでこちらは星3.5ということで。元の「エンジェル家の殺人」も入手すべきかのう?

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September 23, 2006

●神功皇后とトヨヒメ

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前にも書いたのだが、日本神話と日本創世のあたりが推理小説的でおもしろい。関裕二氏の本はあまりにたくさんですぎているが、この三冊は紀行文としての軽さもうまくとりいれて面白いと思う。邪馬台国卑弥呼に対して、ヤマトの台与(トヨヒメ=神功皇后)が征伐し、後を継ぐがヤマトから逆に裏切られる話は天日槍との関係も含めて、なかなか説得感がある。ただ、以下のように疑問に思うところもあり。

・神功皇后=トヨヒメとすると、ヌナカワヒメ説話も含めて活動範囲が出雲、九州、越と広すぎないか?

・多くの八幡宮で比売大神と神功皇后が別に祭られているのはなぜか?

・トヨヒメ=伊勢外宮の豊受大神とすると、天照大神は誰になるのか?上記のように卑弥呼=九州の一首長とすると、天照大神である理由はない。

・応神天皇をどう解釈するか?(幼いときに喪船にいれられる、気比大神と名前を取り替えている、仁徳天皇と同一人物説がある、童子の姿で現れて祀られる)

・「豊」の扱いに関して、蘇我氏や推古天皇の時代に復活しているのはなぜか?

さて、私は以下のように妄想しております。

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September 20, 2006

●のだめカンタービレ CD Book〈vol.2〉

CD-Nodame-02.jpg「のだめカンタービレ」もパリ編順調に進んでいますが、連載ではニールセンの「不滅」とか演奏してるんで、久々に聴きなおしてみたり。どんな曲かまったく覚えていませんでした。さて、「のだめカンタービレ CD Book〈vol.2〉」がでています。プーランクはなかなか探しにくい曲なのでちょっとありがたいかも。

中の説明というか茂木さんのバーンスタインの思い出は大笑いでした。シューマンの交響曲第2番の予定が、「ぼく昨日シューマン振ったから今日は他のやる」って、あんたミルヒーみたいだよ。でも味があっていいなあ。最近はマーラーとかシューマンとかブラームスとかばかり聴いているので、シューマンには反応するなあ。やはり自分的にはシューマンの交響曲集といえば私的にはバーンスタイン&ウィーンフィルのものでありまして、第2番、第4番、中でも第4番は特にほとんど壊れた演奏だと思うのですが、うーん、やめられん。グラモフォンから何度も出ているので廉価盤でどうぞ。

September 18, 2006

●X-MEN:ファイナルディシジョン

movie-XMen-03.jpg京都に戻ってから、「X-MEN:ファイナルディシジョン」を観てきたっす。うーん、おもしろかった。USAに「X-MEN」あれば日本に「JoJo」ありでありまして、超能力ってかっこいいなあと超能力萌え。ただ、単なる善悪ものでなく、それぞれの選択にそれぞれの思いがあり、簡単にどれが悪とは言えないところがなかなかよい。こういうのは感情移入しちゃうんだよねえ。

で、これはテンポも特撮もキャラクタもよいですので、ぜひ観ましょう。マグニートー様萌え確実です。ただ、前作は必須ですから、観て準備万端で行こうね。わたしゃ2は最近DVDで観たけど、1はずいぶん前で覚えていなかったんだよなあ。。。買いなおしてもう一度観ようかなあ。

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●Phantasia

CD-Phantasia.jpg昨日は久しぶりに起きたら昼でした。最近少し朝が早いので、休日でもなかなか寝ていられない。。。眠いんですけど。自宅なのと涼しさと疲れと。。。で、夢の中でうとうとしていると音楽の天使が。というわけで、「オの怪」派生品のひとつを。

「オペラ座の怪人」のサントラ盤のSACDのものもでたのですが、まあそれはさすがによいかな、とおいておいて、ここでは「Phantasia」というCDを選びましょう。アンドリュー・ロイド=ウェッバーの「オペラ座の怪人」をオーケストラ+ヴァイオリン+チェロといういわば二重協奏曲風に演奏したものですが、もちろんヴァイオリンがクリスティーヌ、チェロはオの怪で、ソロの部分はなかなか無駄にクラシック風でよい。ウタものもよいですが、耳休めにはこういうものもよかです。 ただ、やはり協奏曲つう形式になれてないと、ソロの装飾音型はうざいだけかも。

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September 16, 2006

●同志社大学MC第13回東京演奏会

風邪がなおっていませんが、東京にいます。今日は同志社大学MCの東京演奏会にいきました。あいかわらず聴くの半分、買出し半分。今回はカルリーニの幻想曲「戦場の花」のスコアをゲット(前回はボルツォーニの序曲「神の御心のままに」をゲットでした)。

後ろに座った馬鹿学生が遅れて入ってきて演奏中に話したりしているので、今日も私の気分は悪い。

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September 12, 2006

●iPod 30GB

iPod.jpg持っていたCOWONとCreativeのものを実家の人々にあけわたし、さてiPod30GBを購入してみた。iPod nano は持っているけど、HDD機はiPod2世代以来だなあ。で、60GBを買わないのは、気に入らなければ実家の母親に渡せば良いやという意識があるわけで、確かにiPodの画面は大きくなったのでみやすい。ただそれよりも、母親に渡すには音楽の表記を日本語にするのが大変である。自分は英語でやっちゃってるからね。

で、第2世代での音の悪さに悪印象だったんだけど、さすがにそれよりはよくなっていると思う。ただちょっと音が硬い気がするんだけど、やはりクラシック用にはむかないのかな。また、充電の減りも早い気がする。ビデオだととてつもなく早いのですが、音楽でもまずまず減っていきます。うーむ。

ビデオはけっこうきれいですね。高画質で圧縮するにはサイズいうよりも、圧縮時間がものをいうような気もしますが、なかなか動画としてはきれい。。。でもクラシックの音質ではなくなるのでちょっとつらいかな。これは圧縮率があるんで仕方ないけど。

やはり最近音質重視なので、ケンウッドの「HD30GB9」に興味しんしんではあります。「クリアデジタルアンプEX」「44.1kHzまで拡張」「Kenwood Lossless」うーん、気になるのう。ヘッドフォン出力がどうだろうか?ER-4Sドライブできるかなあ。。。ER-4P も必要?

September 09, 2006

●ノートPCのメモリ増設

ScrewGrab.jpgPCの話ではなくネジの話である。

東京の壊れたPCのほうはどうするべきかまだ考慮中。いろいろみてるけど、3万円ほどのPCを買って、HDを入れ替えてつなげてみるか。。。とか、当面音楽PC変えるまでは待つか。。。MacBookほしいな、Mac miniでもいいかもね。。。そういえば、iPod 30Gも買ったしなあ。。。いや、これは関係ないか。PCの話ではなくネジの話である。

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September 07, 2006

●ほとんど無害

book-Galaxy-05.jpgまあ私の書いていることもほとんど無害であるとうれしいのだが、ダグラス・アダムスの「ほとんど無害」はほとんど無害というものではなく、そのあまりの哀しさに唖然呆然、放心の銀河ヒッチハイクガイドの最終巻であります。おお、三島由紀夫の「豊饒の海」四部作の天人五衰なみの喪失感でございます。

人によっては「許せん、こんなの銀河ヒッチハイクガイドじゃない!」ということもあるだろうが、私には第4巻、第5巻はなぜか心に残る、というかひっかかるものになったと思う。たぶん1~3巻ののりだと、もちろん楽しんだだろうけど、こんなふうに心に残りはしないだろう。もっともおバカSFとして、そんな残り方は嫌だ!という気持ちも重々わかる。。。難しいね。2つの第5巻が欲しかったね。で今回は、銀河4つ。

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September 06, 2006

●百鬼夜行抄

HyakkiYakoushou.jpg今市子さんの「百鬼夜行抄」はずいぶん読んでいるんですが、そろそろ状況もわからず飽きてきたかなあ、とも思っているんですが、増刊号がでていたので思わず購入。新作描き下ろしもついていたりする。

自選の作品には飯島蝸牛の話の割合が多く、そのあたりが、現代の飯島律で話を作るよりは作りやすいのかなあと思ったりもする。プロットの作り方として、少々途中で話がわかりにくい部分があるんだけど、そのあたり苦労が見えるというか、同じ感じというか。

そういえば、諸星大二郎の「栞と紙魚子」も再開されるようで。諸星大二郎といえば、先週の「コミックモーニング」で人魚の話を描いていてちょっとおもしろかった。

September 05, 2006

●惑星

CD-Rattle-Planets-01.jpgあまりラトルには良い思い出がなく、というかそんなにたくさん聴いているわけでもないけど、マーラーの交響曲第5番などどうも私の好みからいうと、やり手○○○的な感じで、うーん、納得いかなーいだったので、この「惑星」も見逃すつもりだったんだけど、冥王星が惑星でなくなるという最高のプロモーションには勝てず、ついつい購入してしまった。

で、実はラトルもいいじゃん、と反省しました。この「惑星」は下手にけばけばしくもならず、良いと思いますだ。というかよく聴くといろいろなテンポの設計などしているが、この曲にはよくあうんだね。また、さすがベルリンフィルという感じ(マーラーもBPOだったけどな)。

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September 02, 2006

●晴明神社

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8月は暑かったり帰省などいろいろあって京都のほうはあんまり回っていなかったのだが、これから気候も良くなりそうなのでリハビリがてら少し歩いてみるました。今日はあんまり予定も決めず、昼から堀川通りを北に向かうことにしたのです。

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