●BlogWrite のテスト
京都は本日33度、暑いですー。さて、BlogWrite でうまく書けるかどうかテストしてみます。慣れると楽なのかな?ectoというのもあったと思うのですがどうでしょう。まだ無料版なのでやれることはちょっと少ないかも知れないのですが、もしうまく使えるようなら購入してみても良かったり。写真でのコントロールなど、やはりHTML編集はほしいしね。
京都は本日33度、暑いですー。さて、BlogWrite でうまく書けるかどうかテストしてみます。慣れると楽なのかな?ectoというのもあったと思うのですがどうでしょう。まだ無料版なのでやれることはちょっと少ないかも知れないのですが、もしうまく使えるようなら購入してみても良かったり。写真でのコントロールなど、やはりHTML編集はほしいしね。
アントニー・バークリーの翻訳されたものとしては、私の読んでいない最後のものだ。これでシェリンガム君とも当面さよならかと思うと悲しいぞ。もっともフランシス・アイルズ名義のものはまったく読んでおらんが。で、「絹靴下殺人事件」は「ヴェインの謎」に続く作品なのだが、ま、できることならそちらから読んだほうがモーズビー警部との位置や関係などがわかってよろしい。
バークリーにしてはまともに推理小説しているので、一応単独で読んでもおもしろいし、シェリンガム君の位置づけも成立するのだが(他の本はことによる単独で読むとシェリンガムって何???この本は何???と疑問符だらけになるであろうから)、その分とっぱずれた、すなわち私がバークリーに望んでいる部分は少々薄いのであった。というわけで差し引き星3.5ということで。普通に楽しめます。
実は前項目の「TRICK劇場版2」を観たのは少々前でして、日曜日にはジョボノヴィッチの「ウルトラヴァイオレット」を観ようと思ったんだけど、時間がぎりぎりで人も多そう。。。そういえば、ああこんなのもあるんだ、と思っていたのがあったのでそちらにしました。板東玉三郎のシネマ歌舞伎「鷺娘」です。いやあ、見逃さなくてよかったよ。私ほとんど歌舞伎は知りませんが、それでも、すごーいと思いました。1時間で1,000円はちょっとした息抜きにも最適。。。いや息をのみますけどね。
「鷺娘」と「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」でそれぞれ30分。玉三郎の「鷺娘」はDVDでもでているけど、それとは違います。どちらも2005年の舞台のようです。
実は「トリック劇場版2」も観てしまった。TVシリーズの1のときは大はまりしたのだが、シリーズ2以降はそれほどでもなくなり、シリーズ3はあまり見なかったのだが。劇場版のほうはDVDで観た。
映画館だと集中できる意味もあるけど、前の劇場版よりは良い気がした。というのは今回はメインの二人を中心にしてお母さんとズラ刑事は完全に脇役というのがすっきりしてよい。また、前のは霊能者出しすぎで落ち着かなかった感が強いけど、今回はゆっくりと表現できてよかったのでは。勿論ギャグのテンポはいつものままだし、上田教授の「貞子か・・・」のつっこみは「サ・」できれてたりするんですが。またその分最後は少し長めのカットでテンポの強弱も良かった気がする。二人の最後は。。。あんなもんでしょ。
でてくるトリック自体については、もう今まで見たものばかりなので、感動はない。これはシリーズ2あたりから顕著で、メインの二人のキャラ立ちと相手役の個性で持っていたようなもんである。シリーズ1のときは出生の秘密みたいな変なひきが全体にあってもう少し暗い雰囲気があってそれが良かったんだけど。。。
暑い。全く暑い。晴れてきたが湿度が高めでこんな日に歩くと死ぬかもしれん、が歩いてみる。まずは祟りについて考えている私としては上御霊神社には一度はいかざるを得ず、その後どうするかなんだけど、北野天満宮から金閣寺の方まで歩いてみようと思う。目的は神社巡りから、だんだん歩くこと自体になりつつあります。アクティブダイエットを飲みながら歩く。
最近文学っぽいのは読んでないなー、つうか移動でどたばたしているのと、時間がかかるものを選んでいるからだろうか?まあだらだらと1ヶ月に1冊読むとすると半期で6冊だし、仕方ないね。特にナボコフは、やはり時間がかかるのであった。「ロリータ」は文庫本でも持っていて今回出た若島正氏の訳と比較しながら読むかあ、とも思ったけどそんな根性もなく、若島訳のみとなりました。ほほほ。
で、やはりナボコフはナボコフ、というか若島訳はナボコフ度が高く、言葉に埋もれる2ヶ月であった。「ロリータ」というとなんだかちょっとエッチっぽいお話と思う人もいるでしょうが、うんにゃ「ロリータ」は遺伝子の塩基成分がアデニン(A) , チミン(T),グアニン(G) ,シトシン(C)の4種類ではなくアルファベットの26種類(+実は感嘆符他)でできているんですよー。また、以前だとくらくらと気を失いそうな今回の若島訳なんだけど、実は結構楽しくついていくことができて、おもしろかった。そういう訳なので星5つだよ。でも一般の人には推薦はできん。いわゆるナボコフ的要素満タンなので、代表作と呼ぶのはそんなにおかしな話ではないと思う。
というわけで、東京に戻ったら涼しいかと思ったら、今日は暑い。葛飾の神社も回ろうかと思ったがそんな暇ありませんでした。ぶひ。
いろいろ懐かしい人にも会えたので良き日でした。で、京都に転居したの?といわれるので書きますが、半年間の出張中です。ウィクリーマンション暮らしで、少なくとも平日は京都、月2回ほど週末東京なんですが、半年で終わるんだろうか???あ、演奏会の話でしたわ。それにしても、ある友人がワインのサイトで華麗な表現してるのに私は音楽について語る語彙が少なくてがっくし。
さて、いろいろと断片的に神社の話や神様の話を書いているが、なんのこっちゃという人も多いだろうと思う。そうはいっても今後も断片的に書きそうな気がするので、もしかしたら100人に一人くらい興味を持つ人もいるかもしれず、少し背景を書いておこうと思う。なお BGM は鈴木静一氏の「邪馬台」でお願いしたい。カテゴリーは「そうだ京都に行こう」にしているが、この項目は「そうだ飛鳥に行こう」のほうがふさわしい。
日本の神話というと「古事記」「日本書紀」が基本であるのだが、さてそれは単なる神話なのか、それともいくらかの真実を含んでいるのか、それとも何らかの意図を持って巧みに作られたものであるのか、ということである。まずは出雲神話はまったくの虚構であって、山陰にそのような巨大な国家は有り得ず、大和に対して鬼門の方角に想定された仮想敵国というのがかつての(学会の)常識であったが、現在では荒神谷遺跡のように銅剣が日本最多の358本も発見されたりして、もはや出雲になにもなかったとはいえない状況である。この数字はあまり感動しないかもしれないけど、それまでに日本で発見された銅剣の数を一箇所の遺跡で軽く越えた数字なのである。さて、では日本創世はどのようなもので、誰がいったい何のために虚構を構築したのか?
地下鉄の北山駅からぶらぶらと歩き始めて北の方へ。大田神社経由で上賀茂神社へ行く予定。。。だが途中で地図を見たら、そのまま北へ行って貴船神社へ行くという案もあったなあ。さすがに6月に入って歩き続けると少々暑い季節になってきた。
北山のあたりはおしゃれスポットで、しゃれた形のビルとお店が並んでいる、が、私には縁遠いかも。ただ植物園も前に住んでいたときにはきたことがなく、一度はいっておきたいかな。また京都コンサートホールができていて、これもいったことがない、というか前に住んでいた頃は京響は岡崎で演奏していたのだね。なので、なにかのコンサートも一度行ってみたいかも。今日はアルティで室内楽の演奏(フランクとシューマンのピアノ五重奏)があって、間に合えばそちらにも行こうかとかんがえていたんだけど、昼過ぎから動き始めたのでさすがに無理。
アリンガムの「霧の中の虎」のときに書いたように、挫折していたんだけど、なんか読み終えちゃいました。ドロシー・L. セイヤーズはクリスティーと比較し称されるようですが、読んだことがなかった。私が推理小説にはまっていた第一期は中学~高校で、その頃セイヤーズなんて手にはいんなかったよなあ。やはりそういう刷り込みは大きいかもしれない。その後新本格とかも読んだけど、やはり黄金期のものが面白いし、イギリスのもののほうがひねくれていてよいのです。
で、ピーター卿うざいので一回は挫折したんだけど、その後つらつらと読んでいくとおもしろくなってきた。事件というかトリック自体はちと古い気もするが考えてみると1920年代の作品なのである。その頃で比較するとクリスティーよりはよほど完成度が高い気もするのだ。「誰の死体? 」は星3.5ということで。
CD購入はジャケ買いだったりやけ買いだったりいろいろありますが、ポール・サイモンは名前買い、というか新譜が出れば買うことになっています。といっても前の「ユー・アー・ザ・ワン」から5年以上、オリンピックやワールドシリーズよりも長いです。
もちろん作品のレベルは高いんですが、今回の目玉はブライアン・イーノが共同プロデュースだそうで。演奏もギタリストにビル・フリゼール、ドラマーにスティーヴ・ガッド、ピアニストにハービー・ハンコックとそろっています。イーノの色なのかほんの少しロックよりの感じ。まだ聴き込んでいないのでわからないけど、音の感じは前の「ユー・アー・ザ・ワン」が、過度のエスニック色が薄れて好きだったなあ。もっともどちらも大ヒットするような感じではないけどかめばかむほど味があるするめ型音楽とでもいいましょうか。10年後でもつきあえるよね。
ジョセフィン・テイはマイブーム。前から書いているけど、推理小説としてではなくグラント警部の心理小説としておもしろいのと、テイ女史(と書きたくなる)の適度な皮肉と気の利いたせりふ、イギリス的なというかスコットランドよりなのかちょっとひねくれた感じの醒めた見方が楽しいのだ。「ロウソクのために一シリングを」はヒッチコックの「第3逃亡者」の原作らしいけど、映画は相当原作と違うらしい。でも読んでみてそれが正解なんだろうなあと思う。
しかしテイ女史のものは本当に一筋縄ではいかない。事件とその推理と結果だけから見るとなんじゃこりゃ、どちらかというと松本清張的な刑事小説に近いんだけど、醒めた皮肉な感じが良い。そう事件のプロットやその展開も後から思うと皮肉が利いているんだよね。そういう意味ではすでにアンチ推理小説というかメタ推理小説的なんだす。登場人物がおもしろいのもいいなあ。警察署長の娘のエリカさん萌えです。きっと半世紀後にはミス・マープルのようになれるでしょう。というわけで星4つ、だけど、普通の推理小説は期待しないでください。
もう参加しなくなって数年ですがまた定演の季節ですね。今年は京都と東京を行き来しているので、演奏会自体いけるかどうかわかりませんが、ご紹介しておきます。詳細はこちらで。
イタリアものはどれも大物?「ハ短調の序曲」などもありますんでどうなるんでしょう。